スイス・ロマンド管弦楽団、VRヘッドセットアプリをリリース

スイス・ロマンドという名前を見るとエルネスト・アンセルメという指揮者の名前が自動的に浮かぶぐらいに老人です。

いまはジョナサン・ノット。もうすぐ10年経ちますか。

さて、猫も杓子も3Dテレビという一瞬の時代があってすぐに消えましたが、VRっていうのはどうなんですか。あまり浸透していないようでもあるが、一瞬で消えたというものでもない。先日家族で東京タワーに行ったらVRボートレースみたいなゲームが無料で出来たのでやりましたが、なかなかリアルだなーって。

その程度のへなちょこなんですけど、とりあえずスイス・ロマンド管弦楽団がVRのアプリをリリースする?した?っていうことなんですよ。ヴァーチャル・ホール、と題され、エモーションズ・フォー・オール、と続く。なんなの。つまりステージ上で、オーケストラ奏者の視点でオーケストラ音楽を楽しめるということのようです。4分弱の短いトレイラーはこちら。

7台の360度カメラを使って録画された映像を、これをかぶってみることができて、ぐるぐる首を回せば、ありゃりゃ、ピッコロちゃんが、あれまチェロさんが、みたいな風に楽しめると。こういうのはやはりジョナサン・ノットの独擅場ですね。コロナの時も「360度第九」の映像とか出してましたもんね。

ご説明によると、複数のカメラを使ってやるのは珍しいらしく、データの処理や同期面でただいなる課題があるそうであります。さすがに音源は座ったそこで聞こえる音ではなさそうですが、座ったところで聞こえる音がでると(選択できると)もっと面白いですかね。データ処理がますます大変か。ギガが減りそうだな!ギガが足りない!追加購入ボチー!!

クラシック音楽とひとびとのあいだの新たなる架け橋!!と謳われていますが、架け橋になるかどうか、それは自分で体験して、自らが架け橋の一部を担え!!(人まかせ)

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