ベルリン・フィルの首席奏者、試用期間を突破できず退団へ

ベルリン・フィルの歴史上初の女性のコンサートマスターが試用期間終了とともにベルリン・フィルを去る、という昨日のニュースも驚きでしたが、そしてその際にも聞こえてきていたのですが、フルートの首席セバスチャン・ジャコーが試用期間を突破できなかったということが明らかになりました。

確かにベルリン・フィルのただいまの空席情報ページを見ますと、フルート首席、がでております。オーディションは来年3月頭に行われる模様。応募は1月15日までということなので、世界中の、我こそは、の人たちがただいまアップを始めていることでしょう。

とんでもない実力者として知られていて、むしろまだ試用期間だったの?と驚くほどだったのですが、同時期に試用期間で入団した人たちがつぎつぎと試用期間を突破して行っていて、さらには後から入った人たちも通過していっていた。それなのにジャコはまだ通過していなかった。この段階で「何かある」ということを感づいていた方たちもいたようです。フルート業界に詳しい方に少しだけ話を聞いたのですが、6月ぐらいにはどうもダメそうだぞと言う話が出回っていたのだとか。

いやはや、ベルリン・フィルのメンバーでいられることの難しさよ・・・・・・。

なお上記ページにはセカンドフルートとピッコロの募集も出ておりまして、こちらは5月14,15日にオーディションが行われるようです。これはミヒャエル・ハーゼルの後任ということになりますか?ハーゼルはいま65歳。ベルリン・フィルのメンバーリストから名前が消えてますね。

いやしかし私はベルリン・フィルの団員ページウォッチャーではないので、もっとずっと前からハーゼルの名前は消えていましたでしょうか。昨年の日本ツアーには来てたような気がします立ち話したような記憶があります(もしかすると私の頭の中の幻想かもしれません)。

退団が決まったジャコーは今後どうするのか。引く手あまたなことは間違いがない。新たな道で輝いてください!!

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