ドレスデン交響楽団、三本腕ロボット指揮者のコンサートを10月に開催

Photo : Robert Michael/dpa

ドレスデン交響楽団というオーケストラがあるのか!というのに驚いたというか、いろいろなオーケストラがあるのだなと認識を新たにさせられたわけですけれども、まもなく設立から25周年を迎えるというので1999年に出来たオーケストラということですね。基本的には現代音楽ばっかりを演奏するフリーランサーで構成されたオーケストラなんだそうです。なるほど。

それにしてももう20世紀はかなり過去のものになったわけだ。「昭和」とか自虐的にいうこともありますけれど、「20世紀」というのもなかなかに自虐的に使える言葉かもしれませんね。なんせうちの子らはみんな2010年代生まれだもんな。これからは君らの時代や!やり投げなら65m80はおろか、70mを目指せ!!

ドレスデン交響楽団はその25周年記念コンサートを10月に開催するそうなんですが、このコンサートでは人間を嫌い(べつに嫌ってはいないだろうけれど)、ロボット指揮者を導入。ドレスデン工科大学と協力して、2曲の新作をロボットが指揮する。

このロボットには腕が3本あるというから穏やかではない。さしずめミュータントですね。なになに、この3本の腕が、独立して動いて、テンポを自由に変えたり、異なる拍子で演奏が出来る、そういう作品が演奏される・・・。

ってこれ、メトロノーム3台でいいのでは?と思ってしまった私はきっと20世紀な人間なのでしょう。いや、もう少し検索してみるとこのロボットはですね、「MAiRA Pro S」と名付けられていて、女性のような名前なのできっと女性だ!とか言う方もおられるようですが、これ、実は一般に販売されているアーム型ロボットのようですね。ここを見ると腕の長さ110cm、重さ18kgで、販売価格なんと37500ユーロ!!(約600万円)。誰でも買えるっぽいので、つまりドレスデン交響楽団は3本を導入するわけだが、これが1000本でも大丈夫。

やはり仏教の根付いた日本では千手観音、つまり1000本の導入を目指すべきでは?(演奏者よりずっと多いことに気がついていない)

新しいテクノロジーを否定してかかるのが老人のよくないところだ!!ガストへ行け!猫型ロボットが活躍しているから!!

ちなみにガストの猫はアスクルで飼える、いや買えるんですが335万円です。こっちのほうがずっと安いよ。

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