ライナー・ホーネックといえば、ウィーン・フィルの顔ですね。いま一番長くコンサートマスターを務めている人物であります。日本とのゆかりも深いですね。1981年にウィーン国立歌劇場に入団し、なんのかんのとありまして1992年からコンサートマスター。すでに33年なわけです。すげえ。
まさに生き字引という存在で、百戦錬磨。いろいろな方から話を聞く限りあまりにも激務なウィーン・フィルそしてウィーン国立歌劇場の現場で鍛えられた統率力や対応力なんかは比類のないものでありましょう。ザ・現場の人。
いいね、現場の人大好き。
そんな激務をこなしながら指揮もやってまうということで、ほんと頭の中どうなってんのっていう感じですね。最近は一つメールを打っただけで集中力がすっかり切れちゃって、お茶を飲んでみたり、部屋を掃除してみたり、お洗濯物を取り込んでみたりなどしてしまうだめっ子選手の私とは大違いだ!!
このたび長年良好な関係を築いてきたスウェーデン第三の都市マルメにございますマルメ交響楽団(首席指揮者はマーティン・ブラビンス)の名誉客演指揮者に就任したということであります。Facebookも貼っておきます↓
オケのコンサートマスターも、
「ライナー・ホーネックは、私たちの成長に計り知れないほど大きな影響を与えてくれました。彼がマルメ交響楽団に来てくれることを、私たち音楽家はいつも心待ちにしていました。ホーネックは、長年にわたりオーケストラに受け継がれてきた深い伝統を体現しています。細心の注意を払い、一音一音を大切にし、完璧な演奏に到達するまで決して諦めません。リハーサル中、言葉は何度も繰り返されます。ライナーと一緒にいると、成長が止まることはありません。」(オケのリリースから)
と言ってはって、現場から尊敬されているということがひしひしと判る。
いままだ20代のヤメン・サーディもこのように尊敬される大コンサートマスターへと、成長して行ってくれることも願い、それではちょっくらお出かけしてきますね。
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