マリン・オルソップが2019年から首席指揮者を務めていましたけれど、その間オーケストラ存亡の危機みたいな時もありましたけれど、乗り越え昨年も日本にやってきてツアーをしていった。そうウィーンの第三の男、間違えた、第三のオーケストラ、ウィーン放送交響楽団の首席指揮者が交代するんだぜということだそうです。
おや、マリン・オルソップは意外と短かったかな?と思ったのですが2019年からだったら6年間務めていることになるので、それはもう、必要十分なだけ仕事をしたということになるかと思います。そもそもサッカーの監督などと一緒で、指揮者の長期政権っていうのはあまり望ましくないのではないかと私は思っております。長期になればなるほど、オーケストラと指揮者の関係は(よほどのことでないと)うまくいかないんじゃないかというのが私の勝手なn=1の意見なのですが、n=1なのであまり気にしなくてよろしい。
それはさておき、ともかく2026-27シーズンから、つまり来年秋からウィーン放送交響楽団の首席指揮者がマルクス・ポシュナー54歳、ドイツのミュンヘン出身ラープ&ベーム所属、に交代するということです。ポシュナーは現在スイス・イタリアーナ管とリンツのブルックナー管の首席指揮者で、今年秋からはバーゼル交響楽団の首席指揮者で、さらには2027からはユタ交響楽団の次期音楽監督だそうなので、兼務がさすがに過ぎない?とも思うのですが、とりあえずリンツは2027年で降板するそうです。
ウィーン放送交響楽団の存続についてはまた怪しい風が吹き始めているようでもあるらしいのですが、楽団がますます輝き、ポシュナーがますます輝くことをねがって三三七拍子!!
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