ボルドー国際、ウィグモアホール国際と並んだ瞬間に弦楽四重奏のためのコンクールであるということがわかるあなたは素晴らしいツウですね。そう、コンクールはありとあらゆるジャンルで行われていて、弦楽四重奏だってあるんだぞ。知らなかったら坊は泣いちゃうぞ。
ピアノの世界三大コンクールというものが存在している(本当か?)のと同じく、弦楽四重奏にも三大コンクール的なものが存在していて、つまり最難関と言われるものだね。それが、パオロ・ボルチアーニ国際(イタリア)、ウィグモアホール国際(イギリス)、そしてボルドー国際(フランス)なのである!!
そのすべてを制したものはいません。いや、そもそも世界のトップ国際コンクールを複数優勝するということへのモチベーションを持つ若い団体はそれほど多くはないのではないか。なおレオンコロ弦楽四重奏団は、3つのうち2つ(ボルドーとロンドン)で優勝し、最初に受けたパオロ・ボルチアーニは1位なしの2位(最高位)という、かつてない結果を手にしているのでした。
先日ウィグモアホール国際で優勝し、おやおや!と名前が知られることになった北欧のOpu13(メンバーのお一人は日本にもルーツがあります)、なんとまだそのニュースのインクが乾かないうちに、ボルドーでも優勝したというではないですか。
これはびっくりですけれども、この勢いでぜひばびゅーん!!と加速度をつけて有名になっていってほしいですね。
ちなみにウィグモアホール国際で優勝したときに、Opus13ってなんや!というクエスチョンを提出しておりました。

これについてご本人たちに聞いたのではないですが、やっぱり漏れ聞くところによると、メンデルスゾーンの弦楽四重奏の事を指しているんだってさ!その理由は・・・・・・しまった聞き損なった。だがおそらくこの曲が好きだとか、この曲をやるために結成したとかそういう感じで名付けられたのであろう。
そういうことで多分間違っていないと思うよ。うん。
核心に、一歩一歩近づいていく我らであった。いつの日か、その理由を知ることが出来れば嬉しい。
それではまたこのシリーズでお会いすることもあるかもしれないし、ないかもしれない。
コメント