いまアンドラーシュ・シフが来日中で、とんでもなくヘビー級なプログラムを今夜から披露するから、ということも関わっていると思うのですが、昨日の投稿には多数の反応がありました。世の皆様の関心の高さが伺えるというもの。

アメリカをボイコットするということ、それがどういう意味を持つのか、我々のような吹けば飛ぶような業界に棲息する人間にとっても、考える一つの契機、きっかけとなったのは間違いない、のではないでしょうか。
しかし、去る者がいれば留まることを選択する者もいる。指揮者のジャナンドレア・ノセダが、渦中にあるワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督の契約を延長したというニュース。2027年までの契約だったところ、4年延長して2031年まで。ジャナンドレア・ノセダは2017年からの任期なので関係も長く、オーケストラと成し遂げるべきことがまだたくさん残っているのだという。
音楽はすべての人を歓迎するものであるべきだ。というのがノセダのスタンス。トランプが招待に応じるのであれば歓迎したい、としています。音楽、そして芸術はすべての人のためのものです。ここはひたすら音楽のための場所なのです、と。ケネディセンターの将来については楽観的だと語るノセダ。
迷走する(ように見える)アメリカ。しかし現地で生きて、政治に翻弄されて困惑する人たちもいるわけです。一人一人、考えが違って、それぞれが信じる道を歩む。多様性。それも大切。全員がボイコットしていなくなったら、現地に残るのは殺伐とした雰囲気のみ、というのもまた事実ではと思いますね。それは望ましいことなのか?多分違いますね。
ルート、進む道は違えど、誰もが同じゴール、いい音楽をやること、いい人生を送ること、よき地球をつくること、を目標としていると信じて、今日も三三七拍子!!(するな)
目の前の私の切実な問題としては、ユーロ、ポンド、ホテル代、国際渡航費、安くなってくださいお願いします。京都のホテル、秋の三連休とはいえ、シングル4万超えとかどうなんですか。そこに倫理はないのか!!!
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