ベルリン・フィル首席奏者2名が試用期間を通過

悲喜こもごもという言葉がありますが、人生いろいろ。オーケストラの試用期間は悲喜こもごもが詰まっている。

試用期間を突破できずガビーンという話があったかと思えば、おやおや、金管の首席2名が突破していて、おやおや、そうであったか!と思ったものだよ。もうニュースから10日以上経っているので多くのベルリン・フィル・ウォッチャーの皆さんはご存じかも知れませんが、私はたったいま知ったので、実にフレッシュな気持ちでこれを書いています。フレッシュさを失わないこと、それがブログを続ける秘訣です。

このたび首席奏者の試用期間を突破したのは2人。一人はフランスからお越しのトランペット首席ダヴィッド・ゲリエ。そしてもう一人がオーストラリアからお越しのトロンボーン首席ジョナサン・ラムジー。銀河系オールスター集団に、さらなる1等星が2ヶ加わったのである!バーン!よろしくね。

それぞれ去年の1月(ラムジー)、10月(ゲリエ)に入団テストを突破して試用期間に入っていて、ゲリエはわずか1年、ラムジーも2年を待たず突破ということで、どちらもオケの人たちからウケがよろしかったということになるのでしょう。じつにめでたいことだ。さぞほっとしたことでしょう。

それから仄聞するところに依りますと、新しくチェロ奏者が来年5月から試用期間に入るようでもあります。25歳、オーストリア出身、モーリツ・ヒューマー。カラヤン・アカデミー出身。やはりベルリン・フィルに入るための最短距離はカラヤン・アカデミーに入る事ですか。

目指せカラヤン・アカデミーですぅ。

コメント

コメントする