Kimonosはオッケーと書いてあって、はっ?と何度か見直して、Kimonosって日本の「着物」以外の意味もあったかしらどうかしら、と思って調べてしまったじゃないか。俺の時間を、返せー!!(返ってきません)
着物がミラノに認められているってすごいじゃないか!!つまり着物そのものではなくて、問題になりそうなのは着物の草履のことですかね。これってつまりビーサンと同じで親指と人差し指の間に挟んでパタパタ歩く物でございますから、オホホホホ、ごめんあさーせ、パタパタパタ!!控えおろう!!!サンダルは禁止でござるぅぅぅっ!!!
・・・・・・という、そういう混乱を避けるために、伝統的な日本の着物をお召しの場合はビーサン、もとへ、草履を履いていただいてOKですよということですね。Zoriと書かないのはきっとKimonoほどまだ単語が浸透していないからだね。10年や20年もすればZoriも世界的に市民権を獲得しているかもね。
ミラノ・スカラ座がドレスコードを強化。で、具体的に何がだめかっつーと、ガーディアンとかにも出てますけどショートパンツ、ノースリーブのTシャツ、ビーサンなど。タンクトップは禁止されるが、ノースリーブのブラウスやドレスはOK。劇場の礼儀作法に従った服装でご来場いただきたい。ふざけるな!とお怒りの方もおられるかもしれませんけれど、しかしヨーロッパの教会も、そういう格好で入るのってダメなんじゃなかったっけ?いまはもうそういうのはないのかな?
酷暑といわれ40度を超えている、そういう街も増えている中、この判断は議論を呼ぶかもしれません。実は前任者、ドミニク・マイヤー総裁の時代は、服装に特にケチをつけることはなかった。なぜならマイヤー総裁は「若者が来てくれるかどうかが重要であって、どんな服装をしているかは重要ではない」というスタンスだったから。
まあしかし、時に何万円も払って行くような場所ですから、こういうのあっていいと思うけど。おっさんだってジャケット着たらなんか背筋もしゃんと伸びるような気がしますやんか。そういうのもいいと思いますよ。あんまりラフすぎるのもね。ほらレストランとかでも、高級なところではジャケット必須、とかありますし。むしろオペラハウスでそういうのはあって私は全然オッケーだと思いますね。
許せねえ!と思われるチャレンジャーな方はぜひトライしてみてください。なお、入れなくてもチケット代は返しませんということなので、入れなくても歯ぎしりして終わりになるのでお気を付け下さい。
あと、飲食物の持ち込み、上演中の写真撮影、動画撮影は禁止。バルコニー席の肘掛けなどに携帯電話を置くのも禁止(落下して下の席のお客様に当たった事件があったから)。
かしこ。ホホホホオホホ。
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