バイロイト音楽祭、新合唱指揮者を発表。ライプツィヒ歌劇場の合唱指揮者トーマス・アイトラー・デ・リント。

突如辞任したエーバーハルト・フリードリヒに代わり、「集中的な調査、そして候補者たちとなんども協議をした」結果、2025年からバイロイト音楽祭の新しい合唱指揮者にトーマス・アイトラー・デ・リントが就任するということが発表されました

アイトラーはオーストリア出身。ウィーンで学び、在学中の1992年からウィーン・フォルクスオーパーで合唱副指揮者として活動を始めた。コブレンツ市立劇場、ブレーメン歌劇場、アムステルダムのオランダ国立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ハノーファー国立歌劇場などで務め、2017年からはライプツィヒ歌劇場の合唱指揮者。2022年にはライプツィヒでのワーグナー音楽祭「WAGNER22」においてワーグナーのすべての合唱付きオペラ上演に関わった。ワーグナー作品にも通暁していて極めて適任である、と。

そしてリリースによれば、合唱団の「再編」に関しても理解を示していて、チャンスでありタイムリーなものである、と捉えている、ということだそうです。

去る人がいたら来る人もいる。こうして組織は回っていくということですか。今後の素晴らしいご活躍を!

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