音楽家の42.6%が耳鳴りに悩まされているという報告

21ヶ国の28,000人を超す音楽家たちを対象としたかなり大規模な調査が行われ、その結果、音楽家の42.6%という、半数に近い人たちが耳に問題を抱えているということがわかったという話です。この数字は一般の人々が13.2%なので実にその3倍以上の割合。音楽家はいかに耳を危険にさらしているかがわかりますということですね。

また37%を超える音楽家が聴覚過敏に悩まされているそうです。聴覚過敏は、聴覚障害を補うため脳が頑張っちゃって、ナイフやフォークのカチャカチャいう音や掃除機の音なども不快なほど大きく聞こえることだそうです。花粉症みたいなもんですね。きっついですね。そろそろ花粉、来てるんで怖いですね。

しかもロックミュージシャンとクラシック音楽家とのあいだで大きな違いはなかったということで、ロックやポップスというのは爆音、クラシックはもっと静か、というなんとなくのイメージがありますけれど、それでも違いがないというのはわりと驚くべきことかもしれませんが、しかし日常的にオーケストラで、管楽器の目の前で演奏している人あるいは管楽奏者の方はかなりの音量に接しているわけなので、なんらかの対策があってしかるべきなのかもしれません。

事実、この報告によると、演奏のジャンルとかよりも、場所(金管の目の前にいるなど)、ホールの音響、個人の対策によって左右されるとありますね。

透明なシールドが管楽器の目の前に置かれていることもあります。耳栓を日常的にしているという奏者もいます。自衛ですね。ええぇ耳栓て、と思うかも知れませんけれど、そういうものがきっと求められる。そういうものかもしれません。

耳鳴りを経験したと答えた音楽家のうち時々、が76.3%、常に、が15.6%。耳栓は効果的だが、音の感覚やバランスか崩れるので使用を避けていると答えた音楽家もおおいとのことです。なので、質を壊すことのない音楽家のための保護機器の開発が必要だとも述べられています。

21世紀は、音楽家たちの耳にもやさしいんだぜ。そんな時代を目指したい。

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