カナダの門トリールで開催されていたモントリオール国際コンクール。すでに来日経験もあるカナダ人ピアニストイェーデン・イジク゠ドズルコが優勝。名前読めないと思っていたらすでに来日されていてカタカナが付与されていた。嬉しい。ありがとう感謝。
優勝賞金と副賞として与えられるリサイタル(韓国ツアーというのもあるらしい)や録音なんかを足し上げていくとそれだけでなんと140,000カナダドル(1900万円)を超すのだという!これは高額!
加えて特別賞、いわゆる副賞というやつですね、それもいっぱいあって、そのうちベスト・カナダ人賞(5000ドル)、セミファイナルのベスト・ソナタ演奏賞(3000ドル)、カナダ人作曲家新曲課題賞(2500ドル)、もゲッツしたのでさらに120万円ほど増えてトータルは2000万円超え!キョエー!!!
すごいことだ。クラシック音楽のコンクールの賞でこれだけの額が出るというのはほんとうにとてつもない。
モントリオール国際コンクールは2002年に出来た比較的新しいコンクールなんですが、ベアトリーチェ・ラナが優勝していたり、シャルル=リシャール・アムランが2位を獲っていたり、ヴァイオリン部門では辻彩奈がドヤ顔で優勝していたりと、新入社員ながらも存在感は高いといえましょう。
優勝を決めたブラームスの2番はこれ。
ピアノのコンクールで、ブラームスで優勝するっていうのはそれだけで結構好きなんですよ(勝手なイメージ。1番だったらなおいいけど、2番でも最高さ)。今後の活躍に期待したい。ってちょっと待ったあああ!!!
おっと来た!ちょっと待ったコールだ!!!イェーデン・イジク゠ドズルコはこのあと今年9月にリーズ国際に出場することになっている。名前が出ていますね。モントリオールはリーズの下準備なのか。ホップステップジャンプの、ステップぐらいの位置づけか。
いや、そういうわけではないでしょう。コンクールというのはあくまでも不確定要素が非常に高いもの。モントリオールでどんな結果が出るかもわからないし(下手したらセミファイナルにだって残れなかったかもしれないわけだし)、そもそもモントリオールの結果が出てからリーズにエントリーしているのではなく、前々からエントリーしていただけだから、そういうことやぞ。
もしかするとリーズの出場を取りやめる可能性だって、ゼロではない!!さあ、あなたならどうする?
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