ズービン・メータはロサンゼルスに住んでいるんでしたっけ?確かアメリカが拠点だったような。間違っていたらすいません。アメリカからイスラエルはかなり遠いですよね。ロサンゼルスからテルアビブは直行便でも14時間近くかかるようなので、これは日本からヨーロッパに行くのと変わりがないレベル。
実はアメリカからヨーロッパは結構近いんですが、イスラエルは結構遠いと言うことです。そういうことです。そんな長距離を飛ぶのは確かにおっくうでありましょう(ロサンゼルスに住んでいる前提)。
ビジネスクラスやファーストクラスであったとしても、決して楽だとは言えないでしょう。先日もグラフェネッグをキャンセルしていて、メータも実演に接する機会がほとんどなくなってしまった。来月にはロサンゼルス・フィルを指揮することになっているようですが、こちらもどうなりますか。
なお、イスラエル・フィルには代役としてイタリア人の俊英、ヴィンチェンツォ・ミッレターリが立つことになっており、これは代役として実に正しいというか、こういう時にこそ若者に!ということであります。それだけ期待されているということの裏返しなのであります。まだ名前はそこまで知られてはいないかもしれないけれど、これから出てくるで多分、そういう人が、大物の代役には適切、適切&適切なのです。
どうしてこの人が選ばれたのかは判りませんけれど、イスラエル・フィルには有能なフィクサーがおられて、巨匠あかんか、ほなあの若くていきのいいやつでいっとこ、そういう風になったんだと思いますよ、うん。ていうかそもそもメータがキャンセルしたのがアイーダ(しかも全7公演!)なんで、オペラが指揮できる有能でいきのいい若者、ということになったのだと思います。
もしくは、メータ側から、あの若者にチャンスを与えてやってくんせえ、という申し出があったのかもしれません。いずれにせよ、プロフェッショナルな目利きの人たちがつばをつけているオペラ指揮者の若者を出すということなので、期待ができる、ということです。調べて見ますと1990年うまれ、ムーティなどに学び、トスカニーニ指揮者コンクールで最高位、ショルティコンクールで第2位。大手のIMGアーティストに所属しており、2017年から活動をしていて、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンと北欧の歌劇場、イタリアあっ口の劇場などに出ていると。
うむ。
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