ジュリアード音楽院の学費はいくらかご存じですか。音大は高いんだよね。いや、アメリカだから高いよね。ということで、びっくり仰天の年額5万5000ドル(800万円弱)なんだそうですが、年間800万近くをほいっと払えるのはよほどのお金持ちだけだ!!
だが、入りたいと願っているのはお金持ちだけではありません。家庭の事情で才能を捨てなければならないというのはもったいない。もったいないお化けが出るぞ!好き嫌いはダメだ!!
・・・・・・っは!!途中からなんか話があらぬ方向へねじ曲がっていたな。
そこでだ、授業料を無料にしようぜという話が動いているようなのです。どうやって?そらあ寄付よ寄付。アメリカさんだもん、寄付にきまっておろう。
そういうわけで大規模な寄付計画が立てられている。総額5億5000万ドル!なんと日本円にして800億円!!!
800億も集まるのか、集まったとして、それが何年間で消費されるのか。持続可能性も考えなあかんよ。1年でなくなりました、はさすがにちょとまずいよね!!学生はいまのところ900人いるらしいんで、900人x55,000ドルだと年間4950万ドル=約70億円。うん・・・・?たったの11年しかもたんな・・・。だいじょうぶか。いや、それとも11年後にはまた巨額のキャンペーンが?
いろいろと考えちゃいますけれど、まあなんとかするでしょう。だってそこはアメリカだから。
でも、学生ビザがとりけされるような事故も起こる昨今のアメリカです。日本からいって勉強しようというのは、ある程度のリスクをはらむ、ということは念頭に置かざるをえませんね。
ところでこの記事の最後にさらっと書いてあるんだが、フィラデルフィアのカーティス音楽院は1928年の設立以降授業料をとっていない。という事実に衝撃。
カーティスすげえ!すげえよ!!(カーティスはもっと学生の数が少ないそうですがそれでも)
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