イゴール・レヴィットがウィグモアホール・メダルを最年少で受賞

イゴール・レヴィットはけっこうもう長い間ヨーロッパの第一線で活躍しているイメージがあるんですが、じつはまだ36歳と、とっても若いんだぜ。驚きだね。

IGOR LEVIT BECOMES YOUNGEST RECIPIENT OF THE WIGMORE HALL MEDALClassical Music

なんかこう、見た目も落ち着いていてと言うか、おひげもはえていていいおっちゃんかと思いきやわずかに36歳。ユジャ・ワンと同い年なんだぜ。ってかユジャ・ワンと同い年なのか。ちょっとびっくりして二回書いてしまった。

ウィグモアホール・メダルというのはロンドンのリサイタルホールとして最も有名なホールが、ほぼ毎年だれかにあげている賞で、いってみればよく頑張ったで賞みたいな、ホールと近しい関係だった人にほいっと差し上げられる賞です。賞金は出ないんじゃないか。名誉だね。こういう名誉ある賞が日本にもあるのか。あるよねきっと。というかむしろヨーロッパに左右されることなく、堂々と日本は日本を行けば良いのだ。そうすればヨーロッパがついてくる。

大きく出てしまいました。反省します。

ウィグモアホール賞をこれまでに受賞した全員のリストがホールのサイトにあるんですけど、2007年に設けられたまだお若い賞なので、そんなに重たくないからコピペしますね。

2007 Matthias Goerne, baritone
2008 Sir András Schiff, pianist
2010 Dame Felicity Lott, soprano
2011 Thomas Quasthoff, bass-baritone
2011 Menahem Pressler, pianist
2013 Graham Johnson, pianist
2014 Takács Quartet, string quartet
2015 Brad Mehldau, pianist
2016 Christian Gerhaher, baritone
2016 Ann Murray DBE, mezzo-soprano
2016 Trevor Pinnock, harpsichordist and conductor
2017 Steven Isserlis, cellist
2019 Iestyn Davies, countertenor
2020 Angela Hewitt, pianist
2021 Mitsuko Uchida, pianist
2022 Mahan Esfahani, harpsichordist
2023 Christian McBride, bassist and bandleader
2024 Igor Levit, pianist

あーイライラする!!なんで年に二人の年があんねん!!なんで飛んでる年があんねん!!A型の血が沸騰するわ。ゼイゼイ。

ホールと深い関係を築いているアーティストだということなので、こういった人たちがウィグモアホールの血となり肉となっているのである。知らない名前があったらググってみられることをおすすめする。勉強になるから。いやクラシック音楽はお勉強ではないですけれどもね。

コメント

コメントする