リーズ国際ピアノ・コンクールというとルプー、ペライア、シフ、内田光子といった世界トップ演奏家を生んできた超強力コンクールであります。前回の優勝者の名前は、、、難しいので憶えられないんですがアリム・ベイセンバエフ。カザフスタン出身。わりとアジアっぽいお顔付きをされているのでそういう意味でも親しみが湧きますね。
このリーズ国際は3年に一度の開催で、今年がその年にあたります。その参加者が、というか、今年の9月にイギリスのリーズで実際に開催されるコンクールに参加資格を得た2次予選出場者24名が発表されました。コンクール公式によると、そのうち女性が9人で38%、これはリーズが導入を表明していたブラインド審査の結果である、ということだそうです。
コンクールのCEOも、とくに女性の割合が高いことを嬉しく思う、と述べてます。
Kai-Min Chang, 23, Taiwan
Xuehong Chen, 24, China
Junyan Chen, 23, China
Woo Young Cho, 23, South Korea
Dina Ivanova, 29, Russia
Jaeden Izik-Dzurko, 24, Canada
Carter Johnson, 27, Canada
Elizaveta Kliuchereva, 24, Russia
Shinyoung Lee, 26, South Korea
Pedro López Salas, 26, Spain
Khanh Nhi Luong, 27, Vietnam
Philipp Lynov, 25, Russia
Nicholas Margarit, 24, Australia
Nagino Maruyama, 24, Japan
Callum McLachlan Page, 25, UK
Jan Nikovich, 22, Croatia
Tianlin Shen, 25, China
Shunshun Tie, 23, China
Tomoharu Ushida, 24, Japan
Gabriel Yeo, 25, Germany
Sung Ho Yoo, 27, South Korea
Tiankai Yu, 24, China
Angie Zhang, 28, America
Ryan Zhu 20, Canada
日本からは丸山凪乃と牛田智大の2名。このリストでもう一つ特筆すべきは、ベトナム人がいる、ということ。ベトナム人の2次予選進出はコンクール史上初めてだということです。そうなんか!ベトナムといえば日本ではダン・タイ・ソン。若者はダン・タイ・ソンを目標として励んでいるのかもしれない。素晴らしいことだ。
我々は応援しかできないけど、がんばれ!!
2024/5/17 07:36追記:当初「セミファイナリスト24名発表」と記載していましたが二次予選の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
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