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98歳ジェルジュ・クルターグ、生涯2作目のオペラを作曲中

クルターグは難しいんですよ。何が難しいって、ジョルジュなのかジェルジュなのかジョルジなのか全くわからない(カタカナ表記が定まらない)んですね。誰かなんとかしてくれ!!ジョージでもいいんじゃん?

クルターグが初めて書いたオペラがミラノ・スカラ座で世界初演されたのは2018年のこと。クルターグはこのとき92歳。しっかり2時間あるオペラだったそうです(すごい)。

うそやん。92でオペラ初演とか、若い頃に書いた作品がいよいよ上演されたとか、手直ししたやつが出た、とかそう思いますやんか普通は。違うんですよ。7年かけて書いた新作。リハーサルには2年かかった、とあるんだからとんでもないよね。

ところがクルターグはこのオペラの出来に不満だったというのです。まあ作曲家だもの、つねに前を向いていて、常に貪欲であれというのは良く理解できる。去年ついにハンガリーで上演された際にたちあったようですが「自分の音楽が気に入らなかった」というのです。

なるほど。存在そのものがもはやとんでもないクルターグですがここからがさらにとんでもない。気に入らなかったら(からかどうかはわからないんですが)、じゃあもう一つ書けばいいじゃない。ということで新作オペラを書いている最中である、というのです。ガビーン!

どうもウィーン国立歌劇場での初演が計画されているようで、指揮はシモーネ・ヤングのようです。ハンガリー語を機械翻訳にかけて読んでいるので間違っているかもしれません。

日本国にはハンガリーに留学した人もたくさんいて、ハンガリー語を理解すると言う方々もずらっとおられるはずなので、このページの、私の、というか、機械翻訳ちゃんの訳が間違っていたら指摘してほしい。

クルターグはいま98歳。98歳でオペラを、しかも生涯2作目となるオペラを書いているとか、どういう風の吹き回しや。私なら悠々自適で砂浜で毎日ピニャコラーダ飲んでるような年齢ですよ。あ、テキーラサンライズかシンガポールスリングでもいいよ。

なんというストイックさ!なんという向上心!なんという精神力!!キューバリバーなんか飲んでる場合じゃない!!

無事に完成されることを!

というわけで今日は早起きして山陰に行ってきます。探さないでください。

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