山下愛陽、サントリーホールで日本のオーケストラデビュー。そして三重へ

デビュー、という言葉はあまり安売りしてはいけないと思っています。軽々しく使う言葉ではない。なんならどんな場面でも使えるからだ。例えば私は今日、新しい歯ブラシデビューをした!というフレーズに心を動かされる人は誰もいないでしょう。私以外。しかし一昨日のコンサートについていえば、デビュー、という煌びやかな言葉が全く正しくあてはまる、実にポジティブな体験だったといえましょう!!バシーン!!

ギタリスト山下愛陽、日本を代表するコンサートホールの一つ、サントリーホールにデビュー。ギタリスト山下愛陽、東京都交響楽団との共演で日本のトップオーケストラにデビュー。

https://twitter.com/TMSOnews/status/1838113525157527975

ダブルデビュー。つまり二冠達成。だからデビュー×デビューで、デデビビュューーです。連立方程式ですか?数学は不得手なのでやめていただきたい。いやしかし、よかったわあ。本当は昨日の早いうちに、速報的に記しておこうと思っていたのですが、弊社(筆者)多忙につき、今日この時間になってしまいました。大変申し訳ございません。

東京文化会館でのリハーサルの時から「これは期待」と私は期待感を高鳴らせていましたが、ゲネプロ(業界用語です。「通し稽古」と呼ばれるやつです。本当はゲネラル・プローベというドイツ語なのですが、いろいろな業界の人がゲネプロもしくはゲーペー(二単語の頭文字GPのドイツ語読み)と言います。脚注が本文より長くてすいませんしかもカッコの中にカッコをいれてごめんなさい)でその期待は大きくピークを迎え、そしてコンサートとともにその期待は・・・・・・満足へ~大満足へと変換されたのでした。

アランフェス協奏曲、そしてアンコール(デ・ラ・マーサ《暁の鐘》)。うん。いいね。すごく・・・・・・いい演奏でした!!うんちくを傾け、えんやこらえんやこらと語るのもよいのですが、ただ一言「よかった」というのが私は何よりも大好物なのです。この「よかった」にこそ音楽の本質というか、人間らしさの根源のようなものがあるのだと思っています。よかったんですよ!本当に!!

であるからして、山下愛陽は今日から三重県へ。これからFMラジオの収録からのリハーサルからの2連続公演となります(明日9/26木の津公演詳細はこちら、明後日9/27金の松阪公演はこちら)。ツアーの詳細は本人のインスタからチェック!!

三重にもぜひ多くの皆様にご来場を賜りますと幸いです。ぐっと来る音楽、がっちりと揺るがぬ技術を、来て、聴いて、そして「よかった」、って思ってください。絶対の自信を持って弊社からオススメ。

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