これはいいことなのか悪い事なのか。どっちだ?
ゴーゴーどっこらしょ!!いいか、わるいか、どっちだ!!いいに、きめた!!
と言うわけで、「いい」前提で話を続けますね。
かつてヨーゼフ・ヨアヒム(ブラームスの心の友、のち亀裂)が所有したストラディバリウス。アントニオ・ストラディバリの黄金時代の楽器と言われ、見た目も音も素晴らしいとか。私は聴いたことがないから判らないし、ストラドウォッチャーではないので、聴き分けることも出来ませんけれど、しかし、だから!!いい音がするんだよ!!!!ゼーハゼーハ。
落ち着きました。
いい音もするし、見た目もとってもきれい。そんな楽器がしばらくアメリカの音楽院の中に眠ったままになっていたところ、オークションにかけようぜということになったので、オークションに出た。それが、史上最高額になるのではないか?と噂されていたんですね。
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これまでの最高額は日本財団が東日本大震災の復興支援のために出したレディ・ブラントという名前のストラディバリウスで、落札額1417万ドル。
もしかするとそれを超えるのではないか!!予想落札価格1200-1800万ドル!!と言われていたところ、大幅に不調で、1000万ドル。手数料込みで1130万ドルだったとのことだそうですので、これは実に安い(高い)。3分の2ですね。うむ。実に、いい。ほら、いい方に話が進んているだろう?
てか「安い」とかいっていいのかどうかしりませんけれど、一部のヴァイオリンが、金持ちのマネーゲームのようになって、それがためわけわからない値段で売られるようになって、という、あまり望ましくない負のスパイラルからの脱却になるか!!
米と同じで、適正価格に落ち着くことになればいいのだが。と思っています。高騰すると本当に必要な人になかなか行き渡らないですし、お金さえ払えばだれだって所有できる、みたいなそういう偏りも発生する。
とはいえ、それなりに適正に運用?されているとは思いますけれど、ともかく異常な高値から解放されたほうが、ヴァイオリンも安心して生活できるんじゃないかな。
よい、の方向で書いてみましたが、さて、ただしいでしょうか?まだまだ修行が足らんの、でしょうか。結果は今後のオークションを引き続きウォッチすることで、明らかになって行くであろう(姑息に態度留保)
必要でしたら、わるい、の方向で改めて書くことも出来るので、どうぞ遠慮なくお申し付けください(だが書くとは言っていない)
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