昭和99年9月9日という記念すべき日に・・・・・・・エリオット・ガーディナー卿が新しい合唱団とオーケストラを作ったという驚きのニュース(昭和とは多分関係ありません)。しかも、自分が抜けた代わりにクリストフ・ルセが指揮台に立つモンテヴェルディ管弦楽団&合唱団と同じ時期に、(たぶん)同じプログラムでヨーロッパツアーをするということが発表されまして、これはえぐい。控えめに言ってかなりえぐい。
しかも各ホールのサイトを見ますと、ハンブルクのエルプフィルは両方のコンサートをやる、ルクセンブルクのフィルハーモニーはどうやらモンテヴェルディの方をキャンセルしてガーディナーの方をとった、みたいな感じに読み取れるのですが、どうだろう。時間がなくてちゃんと調べていないので間違っていたらごめん、でも、そういう風に見えたが本当のところはどうか。
いやしかし、想像の斜め上を来てますねこれ。
どうも新しいオーケストラにはモンテヴェルディの旧メンバーも何人かあるいは多数いるようで、これは明らかな挑発、反逆、懲罰のたぐいであります。
ちょっとやることがえぐ過ぎんか。歳を重ねても、やんちゃ。それがガーディナー。それにしても、パワハラ系のトラブルで首になって、反省しています!!という文章を出した人がすることだろうか。モンテヴェルディ合唱団&管弦楽団は激おこ間違いないです。せっかく思い切って代役を引き受けたクリストフ・ルセもなんすかねこれは、となっているのではないですか。
もしかすると関係者的には、これはこの流れになって当然かな、みたいに見えているのでしょうか。わかりませんね。しかし普通に、見た目だけで、日本的な感覚で判断すると、あまりきれいな感じはしません。
仁義なき戦いが始まるのかもしれない。
なお、新しいオーケストラと合唱団は『The Constellation Orchestra』 、そして『The Constellation Choir』といいまして、それを束ねるのが『The Springhead connection』という団体なのだそうです。
Springhead は「水源」とか「原点」とかいう意味で、Constellationは「星座」「人の集まり」といった意味を持つ単語です。『星座管弦楽団』だとちょっと据わりが悪いので、『コンステレーション管弦楽団&合唱団』とするのがよさそうですね(あ、わたしが決めることじゃないけど)。まさかの来日もありうるのだろうか。・・・・・・ゴクリ。
さて。
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