フランク・ゲーリーが亡くなったとのニュースです。世界的に著名な建築家。日本のコンサートホールでぶっ飛んだ形をしているところってあまりないのですが、どこかありましたか?名古屋の宗次ホールとか、外観おもしろいですかね。
フランク・ゲーリーといえばグニャグニャの、まさしくわけわかんないっすねこれどうなってんの系の建築で有名ですね。クラシック音楽の世界ではウォルト・ディズニー・コンサートホール。ロサンゼルスに銀色の落書きみたいなビルがあって、ロサンゼルス・フィルをお聴きになる方々はみなそこへ通っているわけですね。
足繁くあのホールに通うっていうのはどういう気分なのだろうと、時々思いを馳せては不思議な気持ちでおりました。あと、運営する側からすれば、どうやって掃除するんだろうなって思っています。掃除とかメンテとかそのあたりがどうなっているのか、果たしてやりっぱなし(建てたもん勝ち)なのか、それとも普段のメンテナンス的な部分もきっちり設計されているのか、こういうぶっ飛び系の建築物を見るといつも思います。いつも気になっているんだ!!!誰か教えてくれよ!!!斜めで不規則に湾曲する壁はどうやってあらってんの!!!!
あとはベルリンのピエール・ブーレーズ・ザール。こちらは晩年に近い作品だからか、ロサンゼルスのあれよりも衝撃はありませんけれど、やはり不思議な設計でして、楕円形しているんですよ。そして楕円形ホールのセンターに舞台がある、相撲みたいな感じ?になっておりまして、おやおや、弾く方は難しいだろうかなあ、などと思うわけですね(実は弾きにくい、と教えてくれた人もいます)。
同じロサンゼルスにあるコルバーンスクールという音楽と舞台芸術の学校、そこの別館、そこもデザインしていて、現在建築中ですね。
日本にはないのか。建物ではなくてオブジェですが、一個だけあります。神戸のフィッシュダンス。22mのオブジェ。って知らんかったわこんなんがあるとか。こんど神戸に行ったときには観に行ってみようと思う。
人を笑顔にする、それがコンサートホール。来ただけでウキウキする、そんな場所を提供してくださる建築家の皆様には感謝しかありません。


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