ベートーヴェンのお顔は、ほんとうのところどんな感じだったの

ロマン、ああロマン、ああロマン・ロラン?

ベートーヴェンは1770年に生まれ、1827年になくなっております。まもなく没後200年なんですよ。ところがみんなベートーヴェンが大好き。なぜかっていうと、ユニークだからですね。独特なわけ。なにが独特かというと、その全てが!!!

昨日わけあってボンのベートーヴェンの生家を見るという極めて稀れで素晴らしいイベントが私の身に降ってきたのですが(とてもお世話になりありがとうございました!)、残念ながら制限時間いっぱいで(夕方だったので)、中には入れなかったのですが、それでも、外から見ただけで、なにかこう、ビビビと頭に来るものがあったですよ。

私の中で話題沸騰のベートーヴェン像も(助けてお金が足りないの→リストのトンデモ寄付ドーンで完成)、そしてHARIBOの本社も観られる、という素晴らしいイベントであった。インスピレーションな昨日であった。本当に人生にはインスピレーションが必要だね。

さて、ベートーヴェンは本当のところどんな顔をしていたんだろうか。それはもう誰にとっても気になる話題でありますし、世界中の人の想像力をかき立ててきたわけです。残された肖像画をみてですね、ありゃまあ、こげな険しいお顔をなすって、とブルブル震えていたわけです。

ところが今回、ブラジルのある3Dデザイナーの方が頭蓋骨のそのボンのベートーヴェンハウスに保存されているという写真をもとに再現した画像はどうであろう。

なんかこう、さみしげなおっさんの姿が浮かび上がっていますね。哀愁ですね。もちろんこう、キレたらこわそうだわあ。そういう雰囲気も醸し出しているわけですが、こういう写真をみて、また我々は感慨にふけるわけだ。ああベートーヴェン先生!どうして後期のピアノソナタにはトリルがあんなに出てくるんですか!!もう許してつかあさい!!!!

トリルはかく扉を叩く。

それはシントラーやろ。シントラーがパロディなのにシントラーをさらにパロディしてどうする!!

こうしてブリュッセル滞在最終夜は意味不明にふけていくのであった。

明日朝の飛行機で日本へと戻りますね。まいどおおきに。

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