次回、2025年春開催の第17回ヴァン・クライバーン国際コンクール詳細が発表に

まじか、こないだユンチャン・イムが優勝したばっかりやないか、と思うのですが、時間が経つのは早い。まっこと、矢のようだ。いまや世界でもっとも注目されるコンクールの一つになっているヴァン・クライバーン国際コンクールが次回の開催概要を発表しましたねん。

SEVENTEENTH VAN CLIBURN INTERNATIONAL PIANO COMPETITIONThe Cliburn
https://cliburn.org/2025-competition/

そうねん。

開催期日は2025年5月21日から6月7日。いつものようにテキサス州フォートワースで。なんでテキサスやねんと思う方はヴァン・クライバーンというピアニストについてググってみて、うっとりするような気づきがあるかもしれないから。

全然関係ないんですけど気づきっていう言葉、なんか個人的にはあまり好きじゃないんですよね。

今回の審査委員長はポール・ルイス。そのほかの審査委員の顔ぶれは(上の画像がそうですけれど)ここから見てきてください。そして、写真だけを見て何人名前を言えるか、「わたしのピアニスト検定」もしてきてください。ちなみに私はというと、もちろん全員正解さ。・・・・・・もっ、もちろん!(目が泳いでいる)。

新曲課題は審査委員も務めるガブリエラ・モンテーロ(4-6分)。前回のハフハフ、前々回のアムランもそうだったんですが審査委員が新曲提供。つまり「審査委員が新曲を書く」っていうのがクライバーンの中ではブームなのかもね。モンテーロはピアノ協奏曲も書いているし、ジャズ風の即興とかもやっているし、どういう課題が来るか。ジャズっぽい曲が来るのか、あるいは曲の中にここは即興みたいな指示があったりして(たぶんない)。いまからスイングの練習を武蔵野スイングホールでされることを奨励したい。ここはときどきピアノを安く弾かせてくれるよ!

はやくも来月、10月16日から応募出来るようになるので、気の早い人はすぐに申請ボタンボチー!してください。募集期間は来年の10月16日までということなので実に気長だ。これぐらい余裕を持ったスケジュールで進めるというのはいいですね。とてもとても大切なことだと思う。

参加出来るのは1995年6月7日~2007年5月21日までの間に生まれた人。ビデオ審査でふるいにかけられ最大84名にまで絞られる。テキサスに行けるのは84人限定。いけ、日本の若者。

なお2025年にはショパン国際とエリザベート国際もあるんすよね。ピアノのコンクールの当たり年ですわ。才能が分散しちゃうやばい!(ぜいたくな☆なやみ)

コメント

コメントする