今朝一番の衝撃は、このタイトルの通りであった。私はおおいに感銘を受けたのである。そこでさっそくクイズである。
「20世紀ロシアを代表する作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが亡くなったのは1953年のことで・・・・」
ピンポーン!!はい歌さん!早かった。「ヨシフ・スターリンと同じ日!!!」
ブブー。早押しクイズじゃないんだから最後まで聞きなはれ。
「・・・プロコフィエフが亡くなったのは1953年のことで、スターリンと同じ3月5日に亡くなりました。ではそのプロコフィエフの葬式で演奏した、2022年現在も現役の弦楽四重奏団といえばなんでしょう?」
カッチッカッチッカッチッ・・・・・。ブブー。
正解はボロディン弦楽四重奏団です。
ボロディン弦楽四重奏団に新しいメンバーが加入した、というニュースを読んでいたのです。1998年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝したニコライ・サチェンコさんです。98年って言うとピアノではマツーエフが優勝した回、声楽では佐藤美枝子さんが優勝しています。なおサチェンコさんはバシュメット率いる国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団のコンサートマスターを務めていたそうです。
そうしたら、ある記事で紹介されていたんです。ボロディン弦楽四重奏団はプロコフィエフの葬儀で演奏したって・・・。本当にびっくりですそんなことがあったなんて。信じられない、裏切られた。そんな気持ちでいっぱいです(匿名希望P子)。
https://www.classical-music.com/news/borodin-quartet-welcomes-new-member/
ショスタコーヴィチとの緊密な関係でも知られたボロディン弦楽四重奏団(公式サイト)は1945年創立。プロコフィエフの葬儀でも演奏したという。今日のクイズは面白かったね。ためになる雑学だったね。もちろんショスタコーヴィチのCDも買ってききましたよね。レミドシに合わせて踊ったよね。
ボロディン弦楽四重奏団は、メンバー交代を繰り返しながらも現役を続行している世界中で最も長く存在している弦楽四重奏団の一つです。新メンバーの加盟で新たな時代を切り開いて欲しい。
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