ライプツィヒのバッハ国際コンクール2025を制したのは21歳のチェコ人ピアニスト

Photo: Facebook / Bach-Archiv · Bachfest Leipzig

ライプツィヒのバッハ国際コンクールというと、最初は4年に一回、いまは2年に一回開催されているコンクールで、1950年開催の第一回はあの、タチアナ・ニコラーエワが優勝している!

と言って、ふーん、はー、という反応が返ってくることが多くてですね、特に最近はその率が高いような気がしていてですね、こうやって世代が変わっていくのだ、と思うのです。それは一抹の寂しさのようなものでもありますけれど、最近の若者はニコラーエワも知らんのか!!と「最近の若者は病」を発することがないように気をつけんければ、とも思うのです。

最近の若者はニコラーエワも知らんのか!!(憤怒)

やっぱりあかんやん。

バッハ国際は、ピアノ以外たくさんの部門があって、オルガンもそれなりに有名ですね。こちらの第一回の優勝者はカール・リヒターやぞ。なに!リヒターを知らないだと!!!

・・・・・・。そうね、昔だもんね(やせ我慢をしている)

ニコラーエワ以外だとデームス、アファナシエフ、ルガンスキー、シュタットフェルトあたりも有名どころ。だが最近はそこまで強烈な才能が生まれている、という風にも見えないのだが、バッハの聖地なだけに、ぜひ今後も盛り上がってほしいですね。日本人はバッハが好きですから、日本人とも相性のいいコンクールではないかと思うんですよ。

ほんで今年のピアノ部門の優勝者が出ましてですね、Jan Čmejla。ChatGPTに聞いたところチュメイラ、と読むようです。ヤン・チュメイラ。2003年プラハうまれのチェコ人、21歳。若いな。若い。公式サイトのプロフィールを見ると、国内ではかなり活躍しているようで、国際的に打って出るときが来た!という感じでしょうか?

しかし、インスピレーションの源はラン・ランだ、と書かれててのけぞる。そうか、ラン・ランな。子どもだと思っていたが(いつの頃や)、もはやインスピレーションの源とまで書かれるような年齢なのか!と、時間のたつ速さを噛み締めました。

うむ。

しっかり噛み締めたところで、今日も元気に仕事をしましょう。花粉と黄砂にはお気を付けあそばせ。

コメント

コメントする