アメリカの若者(永住権を持っている人もOK)に与えられるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント2023がおととい発表になり、19歳でイスラエルフィルの首席を務めた女性コントラバス奏者ニーナ・バーナット(上画像の方:公式サイトhttps://www.ninabernat.com/)など4名と弦楽四重奏団1団体に授与されることが公表されました。受賞者リストはこことかをご覧下さい。賞金は各25,000ドル(331万円ぐらい)。なんなら一年遊んで暮らせます。でも本当のことを言うと遊んでいたらだめだとは思う。
そもそもAveryと書いてエイヴリーと読むとか、英語の初見殺しはやばすぎるっていつも思っているんですよ。どうやったって読めない。当てずっぽうで言って、間違ってたら訂正してもらうよりない。でもAはエイなんだからと言われたらまあそうかとも思うんですけど、アヴリーとかアヴェリーとか読みたくなりますやん。
そこで思い出すのが私の子供の頃の思い出。親に京都高島屋につれて行って貰って、小学生になるかならないかだったかな、なっていたかな。お昼に入ったお店のメニューに「海老のピッツァ」を見つけ、読めると確信した私は「かいろうのピッツァ」と自信満々で注文しその場の全員に笑われた。ええ、ショックでしたね(京都市伏見区出身Gさん7才(当時)談)。
こういう一見くだらないことを覚えているのだから、人間の記憶というのは不思議なものだ。
エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントですけど、そんなん誰が興味あるのか、って思われるかもしれませんけれど、この賞をもらった人が後々有名になっていくっていうこと、あるんですよ。なので注目すべきなんです。
日本はどうしても後追いというか「あちらで有名になってから来てね」みたいなところがあって、なかなか「日本発」がないのがつらいところ。ぜひ日本発がもっと出てくるよう教育関係を含めみんなで頑張らないといけないと思うんですけれども。
ちなみにエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントの過去の受賞者で有名人を書いておくとユジャ・ワン、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハム。ほらね?なお公式のURLは以下。まだ今年の受賞者は掲載されていませんが、そのうち出るんでしょう。
https://www.lincolncenter.org/series/avery-fisher-artist-program
なので今年の受賞者もチェックして、今後の活動を定期的に調べて、高騰する前に呼ぶということができればスカウトとしての腕前がわかるというものだ。がんばりましょう。
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