スマートフォンで、いま何が起こっているかをテキストで教えてくれるアプリWolfgang

ォルフィー!出番だよ!!ウォルフガングと言えば、ワーグナー(いやモーツァルトやろ)。

私はかねがね、オーディオガイドがクラシック音楽のコンサートでもできないものか?と密やかに思っていて、それはなんでかというと、わからないから。ぱっときいてぱっとすぐにわからないから。それがクラシック音楽さ!というのは簡単だが、しかし敷居が高い。

クラシック音楽は敷居が高い?そんなことはないですよ!というのは残念ながら正しくなくて、一発でわからないから困る。何度も繰り返し聴くことで、ああここがこうなっていて、ああなっていて、みたいなそういう理解がじわりじわりと浸透していって、ほーさよか!となるわけです。あのね、それが面倒なの。

昔みたいなスポ根というか、我慢して聴いていたらわかる!みたいなのは圧倒的に間違っていると考えていて、論理的にとまではいわないけれど、専門家によるオーディオガイドみたいなんとともに聴くことで圧倒的に長足の進歩を遂げる、そういうことを目指したいわけ。21世紀だから。でも、頭の中にあるだけで実行する力はないので、また何か生ぬるい事をいっておるな、と思って頂けたらOK。どなたか実行に移していただいたらなおOK。それが成功したら、最高にOKだ。いいかい?OK?

しかしオランダに、スマホのアプリがあるなんていうことは知らなかったなあ。しかも10年も前から。リアルタイムに何が起こっているかをテキストで教えてくれるアプリが。イヤホンで使うというわけではないので、オーディオガイドではないけれど、それに近いノリか。残念ながらいまのところ日本語には対応していないみたいだけれど(当たり前か)、概念として、とても楽しげでよさそう。開発者のインタビューがBachtrackに掲載されたので、ぜひみてきてください。

隣の人の邪魔にならないよう、バックグラウンドは黒で、文字もグレーなんだという。調査の結果、紙のプログラムをめくる動作よりも気にならないのだという。利用者からのフィードバックにより、1分半で次のテキストに進んで行くんだそうです。早すぎると落ち着かない。遅すぎると、情報量が足りないと感じる。

ええやん。オランダでも、スマホの使用に関する抵抗を取り除くのは簡単ではなかったとあります。日本だともっと抵抗があるかもしれないけれど、わりと楽しい試みのように思うがどうかなあ。

同じ曲でも、初心者向け、中級者向け、上級者向け、おふざけ、生真面目、猫語、など様々なバージョンに対応させて、使う人の気持ちにあわせて変えられるようにしたらさらに楽しいと思う。

ニャーン!!ここで聞こえてくるムチ!しなるような音だニャン!全ての猫がびっくりしてニャンニャンニャーン!って言って棚から落ちるニャン!!

・・・・・・うむ、これはうざい。

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