ほーさよか。一般の音楽ファンにはあまり関係ないのかもしれない。ま、日本の芸能界にしてもよっぽどのファンじゃない限りワタナベエンターテイメントとかアミューズとかそういう名前を知らないんでは、と思うんです。
つまりプラダがアルマーニに変わるとかそういうことですよ。ちょっと違うか。じゃあジャノメがシンガーに変わる感じ?あるいは、ボストンがカワイになる?どれもしっくりこないか。
しかし名前が変わるというのは、いいことです。なんとなく気持ちが新たになるからですね。もともと人間とは飽きっぽい生き物。うちの猫なんて年中おなじカリカリ食べてるけど飽きないもんな!名前を変えることで飽きっぽい人間の飽きを先延ばしに出来るわけだね。飽きの先延ばし、これが重要なわけだ。つまり、ベルリンに支店を置いていたオーパス3というアメリカの巨大事務所があったんです。
この事務所の名称が過去形になるんです。今年の7月1日をもって。オーパススリー・ベルリンは、7月からアスコナスホルト・ベルリンへ。なにー!!ガッシャーン!!(大切な皿が割れた音)
とはいえ、アスコナスホルトとかオーパススリーとか言われても判らない人がほぼほぼ全てかなとも思うんですが、わりとすごいことだ。こんなことってあるんだね、みたいな不思議な感覚でいます。アスコナスはロンドンの大手音楽事務所。つまりロンドンがニューヨークをベルリンで買収した、という図式なのだと思う。なるほど!!こりゃーおもしろい!!・・・・・・と思ったあなたは知りすぎた人だ。気をつけた方がいい。
ともかく、もともとベルリンではない会社が、もともとベルリンではない会社の手に渡るということであります。なんだろう、ともかくアメリカ式のやり方ではうまくいかなかったのかもしれない。それをロンドンのやり方でやり直そうということだ。新しい試みです。世界は狭くなっているが、やはりどうやったって地域差も大きい。
新星アスコナスホルト・ベルリンのご成功を!
ご安全に。
コメント