2024-25シーズンから3年契約。今年予定されている中国ツアーから。ナタリー・シュトゥッツマンの後任として。いっつも思うんですけど、フィラデルフィアっておもしろい名前ですよね。だってフィラが2回出てくるんだぜ?
現代の女性指揮者の草分け。輝ける女性。ボルティモア響で14年、ウィーン放送響の首席指揮者は現在5シーズン目、それからポーランド放送響の芸術監督兼首席指揮者の1シーズン目。それに加えてのこのタイトルなので、なかなか(めちゃめちゃ)多忙であります。
フィラデルフィア管弦楽団との初共演は1990年で、これまでに32回指揮台に立ってきたということで、長い関係が築かれてきていることも後押しになったでしょう。現在67歳。フィラデルフィア管弦楽団の公式Facebookによろこびのメッセージを寄せているのでどうぞ。
この投稿へのコメント欄も万歳一色なのがとても印象的。女性指揮者という存在への風当たりが強かった頃から時代を切り開いてきた人物。15年ぐらい前は女性指揮者というだけでくそみそにけなすオーケストラ奏者も少なからずいましたがいまはそんな事もないでしょう。フィラデルフィア管弦楽団のコンサートマスター、デイヴィッド・キムも「次期首席客演指揮者にふさわしい人選」と語っている(アメリカなだけに各方面に配慮した発言、ととることもできますが)。
オルソップがレジェンドと呼ばれる日もそう遠くない。というかもうレジェンドでいいのかな?「殿堂入り」は確実かなと。そんな言葉は指揮界にはないかもしれんけど。
ワッショイワッショイ。
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