今年6月に開催され、韓国の若手イム・ユンチャンが優勝したヴァン・クライバーン国際ですが、YouTubeの再生回数がすごいんやぞ、という話を読みました。
https://www.ludwig-van.com/main/2022/09/19/2022-van-cliburn-piano-competition-tops-youtube-charts/
前々回はトータルで50万回、前回は500万回だったところ、今回はトータル2500万回もの再生回数があったということでして、2500か、すごいな。ソーシャルメディアのフォロワーの数も8万人増加したそうです(おそらく開催期間中に)。どんどん人々がデジタルに移行しているってことだし、世界中からアクセスが出来て実際にアクセスがされているっていうのが面白い。
YouTubeの広告収入も馬鹿にならない程度に入っているのではないですか。調べてみますとYouTubeの広告収入って言うのは明らかになっていないみたいですが、1回の再生で0.1円とかって推測されているみたいなんで、2500万回なら250万円ぐらいですか。なかなかいい数字だ。
一番再生された動画は何かというと、イム・ユンチャンのファイナルの演奏。ラフマニノフの第3番で、700万回以上再生されたとあります。いまみてみたら797万回になっているんですぐに800万回を超えるのでしょう。これです。
再生回数順で並び替えると1から4番目までがすべてユンチャン。
うむ。
なおショパン国際はどういうことになっているかなと思って調べてみましたところ、一番再生されているのが2015年のチョ・ソンジンのファイナル。これがダントツで1590万回。次もおなじチョ・ソンジンの2次の「英雄ポロネーズ」。その次が反田恭平のファイナルで479万回。
やはりショパンは人気がさらに高いわけですが、ヴァン・クライバーンの再生回数の多さにもなかなか驚かされるわけです。2500万回って言うのはなかなか考えさせられる数字です。なかなか可能性を感じますし、次回はなかなかもっとすごいことになるのだろうか。
面白い。
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