オーパス・クラシックはドイツの音楽賞です。英語に汚染された我々はクラシックというとclassicと綴るもんだと思っていますけど、ドイツ語なんでklassikと綴ります。スペルが変わるから不思議ですね。要注意ですね。だから検索したくなったらopus klassikと入れてください。ほらね。
2018年から始まったこの賞は、というと、なんやめちゃ最近やんけ、と思われるでしょうが、いやよく聞いて。もともとエコー賞というものがあって、それがなんか不正があったとかそういうので一旦解散されて、それであらためて身ぎれいになって始まったものであります。それがオーパス・クラシック。ロゴというか、受賞者に送られる盾っていうのでしょうかトロフィーっていうのでしょうか。それが音叉の形のようでもあり、アレクサ的な、話しかけたら返ってくるみたいな形のようでもあり、また人間がバンザイしているようにも見える。
毎年秋に授賞式があるんですけれど、この賞をおっかけると、世界のクラシック音楽のトレンドがわかるというか、どういう人がメジャーな人か、メジャーなところに出ようとしているのか、なんかがわかる。あるいは、ドイツの音楽業界的にどういう人をメジャー路線として打ち出していきたいと思っているのか、というようなことも、透けて見えるのであります。
ファッション業界の流行色みたいなものかもしれません。今年の流行色は何色にしまひょ。みどりにしときます?じゃみどりで決定ね、いーよーおっけー。とかそうのに近いのかも、とか思っています。そんな!って思われるかもしれませんけれど、そういうものだったりもすると思っております。メジャーデビューできるかどうかは、時の運の要素もでかいのです。どうして武田信玄は天下統一ができなかったのか?時の運です。鳴かぬなら鳴くまで待とう(支離滅裂)。
ところが私は気に食わない。とても気に食わなかった。なにかというと「オーパス・クラシック賞が発表になったで、ここに一覧があるで」と書かれたストラド誌のページを見て、さっそくスマホでここにをタップしてサイトに飛んだのだ。ところが、確かに受賞者一覧が表示されるのだが、何賞なのかが全くわからない。名前とアルバム名しか出ないのだ。説明も一切ない。
これはしたり、うつけものめ、と怒りを大爆発させながらいろんなページへ飛んでみたところが、こんどはその最初にたどり着いた受賞者一覧のページに戻れないやんけ。ほーん。
私はここで気持ちを切り替えてパソコンで見ることにした。そうしたら、全部問題なくみれた。
わたしからのささやかな要望:「サイトのつくりがおかしなことになっている、特にスマホ版。なので速やかに修正していただけませんか。かしこ。」
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