ケネディ・センターは今夏、7月4日から大規模改修のため2年間休館する

休館問題は東京でも業界内でためいきとともに語られていて、いやーいまはあそこが閉まっていて、今度はあそこがそれからここも、というのが鉄板ネタといいますか、え、君知らないの、ハハ遅れてるぅ!という意地悪な優越感ともセットになっていたりします(しません)。他人が知らない事を自分が知っていたからといってなんなのでしょう。それはごくごくささいなことにすぎないのだ。って、えっそんな事も知らないの?

ともかく、休館というのは、綿密に計画を練られ、予算をたて、時間をかけて準備を進めた上で行われるもの、というのが普通なのですけれども、トランプ政権はそういうことも一切無視して、直感に従い突き進む。建国250年を記念した7月4日に閉じられる。2年間。改修のための資金は既に調達されているのだそうです。7月4日からっていうことは建国記念日は閉じているということになりますがほんとうですか。5日からじゃないのか。俺たちのCHAGも、いいえ、4日から閉まります、と言っていて、衝撃的。

関係者も大統領の発言で知ったということですから、まさに寝耳に水。こういう大規模な会場の場合は一年先とか一年半とか、あるいはもっと先まで借り手がついていることが通常ですけれど、すでに借りることにして準備を進めている多くの団体がとても困っちまうことになります。支払も済ませているケースも少なからずあるかもしれず、その場合は返金しなければならないでしょう。

現場の混乱よりも、自らのやりたいことを優先させる姿はすがすがしく、ある種スカッと爽快!くー、分かりやすくていいねえ!という風にも映ったりもするので、いえーい、という気持ちにもなりがちかもしれませんけれど、長い目でみたとき、結果的にどういうことになるのか、ということへの疑問は晴れません。

「大統領は、老朽化した建物を修復するためと主張するが、パフォーマーを追い払うのは内装ではなく、内装業者だ」と揶揄する評論家もいるとのことで、うまいこと言わはりますな!ってこちらもすっきりしている場合ではありません。

いまの日本の政治とも重なる部分があり、本当に世の中はどうなっていくのだろうという不安はありませんでしょうか。

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