ドゥダメルはオペラがやりたいねん。そういうことだと思いました。
今年秋からニューヨーク・フィルの音楽監督に!ってなんかもうそうなんじゃなかったっけ、みたいな気分でもありますが、そもそも何年も前から次の音楽監督ねっていう風に発表しちゃうってどうなのって思いますけれど、人気指揮者は日程がすごい先までおさわっているので、そうそう簡単にものごとは進まんのですわ、ということでしょうなあ。
もう着任する頃にはフレッシュな気持ちは失われていて、ということにもなるかもしれませんし、あるいは、くるぞくるぞ、キター!!みたいなそういうアゲアゲな気持ちになるのかもしれません。そのへんはオーケストラ事情に明るくない私には判りかねる(開き直るやつ)。
ほんだらば、ともかくオペラを年1でやっていくぞということで、オペラハウスではなくてカーネギーホールでやるんやぞということですから、いわゆる演奏会形式、というやつです。はい、舞台装置とかは(多分)ありません。歌手もあんま動きません。純粋に音楽だけで楽しんでちょう、というやつです。なお第1回目の演目は「トスカ」。2回目以降はまた発表するね、ということだそうです。いうてもザ・定番でくるのではないかと思われますけれども。もっとも冒険してせいぜいツィマーマンの「兵士たち」ぐらいやと思いますよ(冒険しすぎ)
オペラはともかくお金がかかってしゃーない、とくにオーセンティックな、ゴージャスな舞台装置に豪華絢爛な衣装でもってやるということならなおのこと爆裂にかかるのです。でも演奏会形式なら劇的に予算は圧縮される。現実路線としてやりやすいということもございますね。理想と現実の狭間で。あるいは大人の事情、ということもできますでしょうか。
まあそんなことは横においといて、普段オペラをやらないニューヨーク・フィルにオペラを持ち込むのは新鮮なことですし、奏者たちもちょっと楽しみなんじゃないでしょうか。経営に苦しむメトロポリタン歌劇場としてはあまり愉快ではないかもしれませんけれども。


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