ベートーヴェンが最後に使用していたグラーフのピアノのレプリカ、まもなく完成

ベートーヴェンの時代、ピアノはどんどんと改良されていくのです。より大きく、より頑丈で、より音域も広く。これはベートーヴェンのような超がつくほどの天才たちがこぞってピアノのために音楽を書き、もっとなんちゃら、もっとかんちゃらと注文をつけたことなどにもよるのですが、それにしても、現存する最も古いピアノと言われるクリストフォリ製作の楽器をネットでご覧になるといいですが、とてもひ弱で、ぽきっと折れそう。探すの面倒だと思うので貼っておきます。これです↓

そしてベートーヴェンは最晩年の1826年にグラーフからピアノを貸与されていて、実質耳が聞こえなかったベートーヴェンはどうやってこれを弾きこなしていたのだろうか、という疑問はありますけれど、ともかくさあ、貸与されておうちにあったんだから、なんか使ってたんじゃん?(投げやり)

その本物はボンのベートーヴェンハウスに残されているのですが、残念ながら演奏出来ない状態なんだそうです。なぜ演奏出来ないのかは不明ですが、1889年に設立されたベートーヴェンハウスが最初の所蔵品のひとつとして取得。1960年代に何度目かのオーバーホールが行われたがあかんかった、演奏不能、というようなことだそうで、これ以上の修復は無理、と専門家たちがいっていると。

それを直そうぜ、ではなくて、現代の技術を用いて精密なレプリカを作ろうぜプロジェクトが進行中で、請け負ったのはベルギーのクリス・マーネ!バレンボイムの特注ピアノとかを作った有名人ですね。

このレプリカがまもなく、というか今年の年末までには出来ると言うことで、2027年というベートーヴェンイヤー(没後200年)にお披露目され、今後はコンサートや研究などで用いられる。永久にボンのベートーヴェンハウスに設置される予定になっているのだという。

素晴らしい取り組みですね。ベートーヴェン自身は、耳にすることはなかっただろうけれど、ともかくベートーヴェンの時代のグラーフの音が復活!!バーン!!

どんな音が出るのだろうか。今後も楽しくやろうぜ!バーン!!ガチャーン!!!(悲愴ソナタの冒頭を頭の中で再現したレプリカ音です)

鍵盤を叩きすぎると壊れるかもしれないので、そっとね。

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