昨日は福井におりまして、越のルビーアーティスト登録オーディションという、若い方々にチャンスを!なオーディションの審査員をしてまいりました。私のようなすみっこ住まいのものにお声をかけて頂いた事を感謝しております。同時に、若い人たちが一生懸命演奏している姿に胸熱でした。若いということは素晴らしい。
終わったあと、お話をさせて頂いた方々の目がきらきらと輝いていて、将来の不安と希望とかが見え隠れする様子、もっともっと話をしていたいと思ったほどです。才能、努力、そして運。なかなか世の中は複雑系ですけれど、自分を信じて進んでほしいです。全力を出し切れば、必ずなにかが残る。どんな人生を歩むせよ、それは自分にとって意味あることにちがいないのであります。心の拠り所ともなります。
若者が現れる一方、去って行く人もいる。イモジェン・クーパーは引退するんだって。カジュアルに言ってみたつもりですが、なかなか残念なお知らせですね。イモジェン・クーパーのシューベルトは聴いてみて損はしないと思いますよ。
1949年うまれとあるので、今年で77歳におなりなのですね。そうかもうそんなお歳なんですね。60年間演奏してきた、とのご発言ですから、そらそうよ、もう舞台に立たなくてもいいんですよ、お疲れ様でした。いや、まだまだこれからちゃいますの、という気持ちがないわけではないですけれど、決めるのはご本人です。ハッピーなリタイア生活をお送り頂きたいと思います。
どうやら今年入ってすぐ、1月6日にサンデー・タイムズ紙に公開されていたようです。課金しないと全文は読めないので読んでないんですが(けちですいません)、一部公開されている文だけでもぐっとくるものがありますね。「ピアノを見て『今日は楽しむためだけに弾こう』と思える日がいつか来るのを楽しみにしています。次のコンサートについて考えるのではなくね。とても充実した人生を送ってきましたが、一方で視野も限られていました。まだできるうちに、もっと本を読み、もっと書き、もっと“楽しむための旅”をしたいのです」。さよならツアーは13ヶ月続くとあるので、聴きたい方はいまのうちに。
音楽家は旅をするが、いいなー、という方も居られますが、それは演奏旅行(仕事)であって旅ではない、というのは何度申し上げても足りることはないと思います。てかご本人がスクショ的な何かを公開しちゃっていますがいいんでしょうか。いいんでしょう。こちらからどうぞ。


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