メトロポリタン歌劇場の経営不安は続く。人員削減、給与減、上演内容の縮小が明らかに

5500万円の価値があるとされるシャガールの壁画の売却の可能性もある、ということでいやほんとうに穏やかではないですね。

サウジアラビアに行く計画があるというのは知っていましたが、

あわせて読みたい
メトロポリタン歌劇場、資金不足を解消するためサウジアラビアと提携へ ニューヨークのメトロポリタン歌劇場は資金が不足していて厳しい。チケットの売り上げも伸び悩んでおり、コロナ前は券倍率が75%程度あったところ、いまなお72%にとどま...

それがどうやらうまく話が進んでいないということが原因のような感じがします。文化も場所も大きく違う国と5年毎年3週間のディールを結んだというのはものすごいことだと思っていましたが、それが揺らいでいるっぽい。厳しい。

ニューヨーク・タイムズにいろいろと書いてあるんですが、資金不足解消ため劇場のネーミングライツも募集するかもしれないとのこと。メトロポリタン歌劇場と呼ばれていた場所が、明日からはもしかすると、企業の名前や寄付者の名前が冠されることになるのかもしれないということです。

有名なシャガールの壁画2点の売却も検討されているそうですが、条件として、動かすことは出来ず、寄付のプレートが付されるだけのようなので残念!おうちには持って帰れないい(でかすぎて家にあっても困る)。寄付をつのるであらゆる手段で、ということですね。

人員削減により今年度は1500万ドル、来年度は2500万ドルの支出が減る。来シーズンの演目についても、18を予定したところ17に減らす。減らされたのはサロネン指揮ムソルグスキー《ホヴァンシチナ》の新制作。ちなみにコロナ前は25演目が行われていたということなので、かなり減っている。

また年収15万ドル以上の幹部35人は減給対象。音楽監督のネゼ=セガンの給与も減らされる予定であると。ちなみにネゼ=セガンの2024年度の給与は205万ドルだったとのことなので、うむ、貰ってはるな!なのですが、減俸というのは誰にせよ辛いことだと思います。

基金もどんどん取り崩しているようだし、メトロポリタン歌劇場の将来は不安が大きいですね。しかし他人の心配よりも自分の心配を、でもあります。私も将来の不安で夜中に目が覚めて朝まで眠れないということもあります。こつこつとやっていく、こつこつと頑張りたい。

みなさまも、さあ、こつこつと。

コメント

コメントする