シアトル室内楽協会が購入したコンサートトラックとはなんなのか

コンサートトラック、なんという甘い響き。

トラックがコンサートをするんけ?するんです。どういうことかっていうと、トラックがウィーンと開くと、室内楽が出来るようになっているんです。実際の映像は公式サイトへ。このトラックをシアトル室内楽協会が購入したそうです。さいざんすか(オバQの読み過ぎ)。

ってこんなん聞いたらトラックに乗った郷ひろみが109の前に突然現れて一曲歌って消えていった事件しか思い浮かばんやんけ。当時ニュースで見て爆笑してたんですけど、軽く検索した感じ動画や写真はころがっていなさそうでした。

2016年に作られたというこのトラック、ロゴがいいですね。グランドピアノの蓋がトラックにつけられているかのようなロゴ。こんなミニカーがあったらほしい。日本では知名度がいまいちだが欧米の第一線で活躍するヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスもこのトラックで演奏したことがあるというから、なるほど、これはなかなか。

照明、音響システム、グランドピアノ完備!移動式コンサートホール!そうか、うっかり永田音響設計みたいなとてつもないサウンドテクノロジーかと思ってしまったが、あれですねPAですね、マイクとスピーカーがついてんねん。そういうやつやな。そらそうやな。

でも、こうやって町中にでかけていって演奏が出来るというのはわるいことではないかもしれませんね。そこが即席のコンサートホールさ。このところは公園、ワイナリー、博物、学校、少年保護施設などで演奏している、ということで、いわゆる地域のコミュニティ活動に大いに役立っている、ということでしょう。

クラシックを聴くべき、といった上から目線ではなく、フラットに、クラシック音楽愉しもうぜ!というスタンスで運営されているのでしょう。なんか知らんけどいいな、という好奇心をかきたてることはとてもいいことだと思うんですよ。お勉強になったらつまらないんですよ。

ほら、昨日からショパン国際コンクールが始まってますけど、スマホで息子娘と一緒に観てましたけど、ショパンの幻想曲っていう曲なんだよ大好きこの曲、ここがたまらんやん、と言ったら娘ちゃんも「わたしもすき」と言ったので、ほら、おとうさんたらすっかりご機嫌になっちゃって、もういっぱいおかわり!!(飲み過ぎ注意)しちゃったなあもう。

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