ロシアの大物作曲家ロディオン・シチェドリンが亡くなりました。ソ連崩壊後に居住したミュンヘンの病院で。92歳(1932年12月うまれ)。モスクワで音楽一家のもとに生まれた。20世紀後半のロシアを代表する作曲家の一人であり、バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ(2015年没)の夫でもありました。
同世代のグバイドゥーリナやシュニトケなどと並ぶ(とはいえ西側では二人ほどには高く評価されていなかったかもしれない)偉人。多作家で、バレエとオペラがそれぞれ5つずつ、オーケストラ作品は33あり、協奏曲は16、室内楽は24曲、ソロ作品が31、歌曲が20、映画と演劇のために書いた音楽は16作あるそうです。ロストロポーヴィチやマゼールなどが積極的に西側に紹介していた。
ニューヨーク・タイムズに掲載された訃報を読みますと、夫婦は秘密警察にたえずマークされており、二人が秘密警察を罵倒している会話がソ連の新聞に掲載されたこともある、とあって、どうやら盗聴器が仕掛けられていたようですが、震え上がるような話ですね。
プリセツカヤの父はスターリンによって粛清され、母親はシベリア送りになっていたそうなので、自らの命の危険もすぐそこにあったということです。このような時代や国を生きた人たちが何を考え、どう話すのか。遠い島国の日本とは全く異なっていたのだろう、と想像することしかできません。回想録があるらしいのですが、恐らく日本語では読めないみたいです。翻訳が出るといいのですが。
しかしこのような話を目にするたび、自由に生活できることのありがたみを感じます。そうだ、四国に営業に行こう!いきなり決めていきなり大移動ができる。日々多くの人に支えられて生きているということのありがたさよ。あ、妻や子にも感謝しないと、と思いつつつい、後回しになっていて申し訳ない感じ。
洗濯して掃除機かけます。
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