スタインウェイに木材を提供しているアラスカの会社が危機

ピアノと言えば!はい!越後製菓!!

ごめんなさい、どんだけ越後製菓が好きやねんっていわれそうですけど、もう高橋真麻さんのお父さんがご出演なさっていた、正解は!!ピンポーン!越後製菓!あのCMのインパクトは私的には絶大でして、墓場にまで持っていくだろうなと考えているほどです(比喩がよくわからない)。

ともかくですね、ピアノといえばスタインウェイ。そういうイメージが世の中はっきり決まっていたりしますが、それほどに品質が優れているということでもあるのですが、もちろん、各社しのぎを削ってよりよいピアノを作ろうぜと頑張っておられるわけです。でもね、スタインウェイっていま、いくらすると思います。いま3500万円ぐらいらしいんですよ。どんどん値段が上がっていて、来年には4000万ぐらいになるんちゃうか、っていう話もこないだ聞いたばっかりで、うそやん!私が大学生やった頃は24000万ぐらいだったような気がする、とか思って、まあいずれにせよ平民である我が家にこういう楽器がやってくることもないし、やってきたとしても持て余すし、と、酸っぱいブドウのように考えていたりなどします。

さて、そのスタインウェイ、ピアノという楽器のフレームや響板なんかは木材で出来てるわけですが、その響板の木材を提供しているアラスカの会社が存続の危機と言うことで、ウォールストリートジャーナルに記事が出ているわけです。

31年前にアラスカで製材所を興した会社、ここはシトカスプルースっていう、ニューヨーク・スタイウェイで使用されるのみならず、マーティンやギブソンのギター、カワイ、ヤマハなどでも使用されてきた木材を供給してきたらしいんですが、そしてアメリカで唯一生き残ってきた会社なのですが、それが、廃業の危機!!

どうして?それはアメリカ連邦政府が、伐採を認めないから。トンガス国有林というところの木材の伐採計画があまりにも厳しすぎ、来月の伐採を終えるともはや伐採できるところがない、ということなのだそうです。

同社は国有林を破壊しようとしているわけではなく、連邦政府は95%の地域を伐採不可としているので、そもそも木材として使える量は非常に少ない、と。これだけでは詳しいことはわからないのですが、ともかく、同社的には同情するなら木を切らせてくれ状態であるらしいことはわかりました。

木がなくなる、会社がなくなるということは、職員の雇用も守られないこととになる、とロビー活動的なことも書かれております。

人生簡単ではないですね。スタインウェイ社としては、そこの木材がない?では別ので、となるのでしょうが、そこの製材所としてはたまったものではないですね。

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