ネーメ・ヤルヴィ(88)、指揮台で転倒→大丈夫とアピール

88歳の指揮者がいるかと思えば世の中には98歳の指揮者もいるんだぜ・・・・・・。

人間の限界に挑戦、いや、限界突破に挑戦。ん?限界突破?

ネーメ・ヤルヴィはご存じエストニアを代表する指揮者で、N響でもご存じパーヴォ・ヤルヴィのお父様であります。親子で有名な指揮者という意味でも非常に有名であります。こういうことは滅多にないのです。親子で有名。たいていはどちらかだけが有名なのだ。難しいことです。

先週日曜日はエストニアの首都タリンで5年に一度開催される大音楽祭!「全国歌謡祭」、そこで88歳になって指揮をしようというのだからそもそもすごいことだ!!しかも踊ってしまう!!この動画ご覧下さいめちゃくちゃ人いるやんけ!!9万人とか書いてありましたよ。

88歳のお父さんが指揮棒とお花を手に指揮台で指揮し、もはや誰が合唱団で誰がお客さんかわからないぐらいの愉快なステージ!!

ああっ!!

会場にいた全員が息を呑んだのは、お父さん、調子にのって踊ってたら指揮台でバランスを崩して転んだから。瞬間の動画が公開されていて、特設指揮台はとても高い位置に設置されていたから、下手したらそのまま転落の可能性もあったということだ。↑の動画の11分40秒ぐらい。心臓に悪いので、やめとこうと思われる方はお辞めください。

しかし果敢にもヤルヴィ父は、屈強な男どもに抱えられて立ち上がり、ひとことふたこと喋って無事をアピール!(転んじゃった、とかそういうことを言ったのかな?会場はドカーン!と盛り上がったので)に会場を後にした。

高齢の転倒は怖い。だがエストニアのメディアによると、翌朝、電話に応え、全く心配しないでください、しばらくは医師の診察が必要だ。私は大の楽観主義者です。まだしばらくエストニアのために生きなければなりません。と語ったという。

次回からは安全対策がさらに成されることであろう。5年後は93歳。レジェンドの再登場を願う!

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