そうならざるを得ないのかな、残念だなと思いながら目にしたのですけれども、ロシアの著名なヴィオラ奏者で指揮者、ユーリ・バシュメットに与えられていたリトアニア国家賞が、大統領令により剥奪されたというニュース。
リトアニア大公ゲディミナス勲章というもので、Wikipediaによれば、1928年に制定され「リトアニアの大統領が、公私問わず多大な功績のあった市民に対し与える勲章」。音楽家ではロストロポーヴィチがかつて受賞していたようです。
1999年に授与されていたものでしたが、バシュメットはロシアのウクライナ侵攻支持を公に表明しているのでやむを得ないことかもしれません。大統領顧問「ユーリ・バシュメット氏は、ロシアによるウクライナ侵略を積極的に支持している。それがすべてを物語っている」。むしろどうしていままで剥奪されていなかったのか、なぜこのタイミング?というちょっとした疑問もありますけれど、何か政治的に今だ!という理由があったのかもしれません。
こうして分断は進んで行く。政治と芸術の問題はなかなかシンプルではないですね。
しかし戦争はいつ終わるのか。アメリカ発の経済不安もなんとかしてほしい。我々に出来ることはせいぜい、平和を祈ること。
そして目の前にある仕事を淡々とこなすしかないのかもしれない。
私の今まさに目の前にある仕事、それは・・・・・・経費の精算だ!
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