まだ収まらぬロサンゼルスの火災。シェーンベルク関係の資料が燃えてがっかり、という話もありましたけれど、いま活動する音楽家達も影響を受けている。その一人が、ベーシストのジョン・クレイトン。クレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラの創設者であり、1990年ではホイットニー・ヒューストンのスーパーボウルでのパフォーマンスのための編曲を行い、ヨーヨー・マ&フレンズのための編曲と演奏など、さまざまに活動をしてきた人物。グラミー賞受賞1階、ノミネート8回の大物。
火事が迫り来るという風には思っていなかったのでしょう。賞の授賞式のためにニューヨークに滞在していたところ、自宅が燃えたと知らされ愕然。油断していたというよりかは、それだけ火の回りがやばいということでしょうか。
自宅が燃えた結果、すべての楽器のみならず、生涯にわたって集めた楽譜(パート譜、スコア、自作譜ふくむ)、録音も焼けてしまった。
クラウドファンディングを呼びかけ目標34万ドルとしたところ、すでに1900人以上の人から33万ドルを超える額のお金が集まっている。たった5日間で。達成まであとわずか。残り3パーセントや!!
世の中おかしいと思うことも多々ありますけれど、こうして他人に助けられることもある。絶望することなく、人間を信じて生きていこうではないですか。
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