バイエルン放送響の新しい首席チェリストに24歳のドイツ人

ティル・シューラー24歳、ドイツ生まれのチェリストがバイエルン放送響の首席チェロのオーディションに合格した、ということだそうです。素晴らしいことですね。おめでとうおめでとう、おめでとう。明るい未来に拍手を。

若い世代がこうしてバーン!と出てくるのを見るのは喜ばしいことです。いつだってそうです。しかしこの若者、なかなかやるな!今年の5月にアカデミーに入ったばかりだというのに、もうアカデミーではなく1軍へ。しかもトップへ。つまり首席チェロ奏者になるというのだからこれ以上めでたいことはない(ソロ・チェリストと書かれているけど多分首席チェロの事だと思う。いまこのオケの首席は3人とも欠員みたいなんで、オーケストラにしてみればどうしても欲しかったのでありましょうなあ)。

アカデミーは本来2年間あるところ、1年足らずであがってしまった。これがすごろくだったらですよ、うちの子らからこぞって「ずるい!!!」と叱られるやつです。すんばらしい才能を示しているのでしょうなあ。

2000年うまれ。4歳からチェロをはじめて、ロストック、ハンブルクで学んだと。2021年マーラー・チェロコンクールで優勝したと。才能は若い頃から輝いていたと。見つからない才能はない、とはいいますけれど、この方の才能もワンワン輝いていたのだろう。

これから世界屈指のオーケストラでますます輝かしいキャリアを歩まれることを!

コメント

コメントする