アイヴズ、銀行になる

チャールズ・アイヴズといえば20世紀音楽史において重要な?異端の?存在でしたでしょうか?かつて大学の頃に受けた現代音楽史の授業で「世の中で生きている間に評価されなかった天才作曲家はいません、ただしアイヴズは除きます。なぜならアイヴズは保険屋で、作曲家としての評価を必要としない人物だったから」ということを言った先生が居られてですね、それが私の頭の中になぜかずっと残っているんですよね。不思議なものだ。

だが、あまりアイヴズ好きとは言えない私なのです。ごめんなすって。なお、アイヴズっていうのは音楽史を一通り勉強した人なら必ず知っているべき名前です。なお、チャールズ・アイヴズをフランス語読みするとシャルル・イヴになります。フランス人と話をする際は誰の事をいってるのだろうかと混乱するので要注意です。

重要「フランス人がシャルル・イヴと言ったらそれはチャールズ・アイヴズです」

誰が得するのか全くわからないハックを披露してしまったぜ、ふう・・・。

そのアイヴズが銀行になるっていうのはどういうことかというと、アイヴズのおじいさまが1849年に設立した、アメリカのコネチカット州にあるダンベリー貯蓄銀行っていうのが、11月4日にアイヴズ銀行と改名したから。そう、名前だけ。どうして変えたのかっていうと、抽象的な言葉で語られているのでよくわからないけれど、確信と成長への取り組みを反映している、という。

Same People. Same Service. New Name. かっこよく決まったぜ!!!16の支店しかない小ぶりの銀行のようですけれど、銀行は銀行。175年の歴史を持つ由緒正しい銀行ですね。

シャルルは1874年に生まれているので、もうその頃には経営基盤はしっかりとしていたことでしょう。そういう事情もあって、心置きなく自分のやりたいことをやれたんだということでしょうか。地獄の沙汰も金次第ですよ。ゼニがないと何もできん。

さあ、今日もゼニを稼ごうぞ!!

というわけで今日は午後2時から京都の旭堂楽器店で歴代作曲家のゼニ稼ぎの手法についてお話をしますので、お時間ある方はぜひおこしください。どうもね。

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