ポーランドのアマデウス室内オーケストラを創立から56年間牽引してきた創設者で指揮者のアグニエシュカ・ドゥチマルが引退。

今日は自分語りの割合が高めな話になっております。K社の小倉部長、読んでるぅ?

だいたい毎日、世界のクラシック音楽ニュースを、軽めの語り口で書いているのがこのブログです。ニュースサイトのように、全てを網羅せんければ!という意気込みでやっているわけではなくて、なんとなく、ふと目にした面白そうな話題を書いていることが多めですね。

なので恣意的、と言われたら恣意的なのです。バイアスがかかっている、と言われたらはい、多分かかっています。そんな感じでゆるゆるやっているので、昨夜ニンニクを大量に摂取したから自分がニンニク臭い、そういうことも含めて、人間っぽいな!!とか思っていただければOK。

だからさ、今日もレッツゴーなわけであるよ。

ちなみに今日で8月30日からノンストップで続いたお仕事が一区切りになるのでテンション高め。そんな私の現在の居場所なら豊田市駅前のアットインホテルだ!今日15時からのシュテファン・テミング&マルグレート・ケールの豊田市能楽堂での公演、来てね!

さて、何が自分語りかというと、ポーランドの指揮者アグニエシュカ・ドゥチマルが引退する、というニュースを目にして感慨にふけったからですね。日本ではそれほど多くの方はご存じではないかもしれない指揮者です。ポーランドのポズナンにアマデウス室内オーケストラというのがありましてですね、そこの創立者であり、ずっと音楽監督を務めてきた女性指揮者です。1968年創立ですから56年です。長すぎます。凄すぎます。

なぜ私がこの方の名前に反応せざるを得ないかというと、私が初めて就職なるものをしたアスペンという会社でいっとき毎年クリスマスの時期にこのオーケストラを呼んでツアーをしていたからですね。もう20年近く前の話ですか。

つまり私のワンオブザファーストエクスピリエンシズオブザディス業界ということになります。エクスピリエンシズと一応、複数形になっていることは誰も気がついてくれないと思うからあえて書いておきます。

いろいろ体験させて頂きました。秋田で酒蔵(美酒爛漫)の見学会に行ったり、大田区でガチャピン&ムックと共演したりしたよな、あちらにGachapinと書いて送ったら現場でガシャパンと読まれて一瞬なんのことかわからなくて、なるほどそう読むかそう読むよなとみんなで爆笑したり、ムックを説明するのにレッドモンスターとつい表現したらそれ以降ずっとレッドモンスターになってしまったり、など、まあ当事者以外のほぼすべての方にしてみたら内輪ウケオッツーっていう内容なんですけど、いい思い出なんですよ。

ドゥチマル先生もついに引退か。思い出に耽った朝でありました。なお後任はドゥチマルの娘さんだということで(なおお父さんはもと同オーケストラのコントラバス奏者)、母娘の交代劇っていうのもなかなかないな!と思うと同時に、今後の同オーケストラの発展を、はるか豊田市からそっとお祈りしたい。

それではまたエアウィーヴに横たわって二度寝しようと思う。

豊田市の皆様また午後にシュテファン・テミング&マルグレート・ケールでお会いしましょう!

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