ニューヨーク・フィル団員の基本給15万3504ドル→20万ドルを要求

ニューヨーク・フィルはその名声の高さに比較して最高のオーケストラではないような気がする、ということを複数の人から聞いていて、まあそれは人間で作る組織でありますから、浮き沈みもあるだろう、いいときもあれば悪いときもある、というような感じで捉えていますが、いまはたぶんいい時期ではないんでしょう。

いま大谷が50-50を達成しました!!ひゃっほーーーーう!!!!!

ノイズが入りましたが気にしないでください。CEOがいきなり辞めたり、暴行疑惑があったり、音楽監督が不在だったり、改装した本拠地デイヴィッド・ゲフィンホールの音響がいまいちなんではないか疑惑など、安定しているという時期ではなさそうですね。

そういう時期だからこそ、いろいろと問題もクローズアップされるのかもしれません。ニューヨークタイムズ紙の記事をどうぞ

ニューヨーク・フィルの団員の基本給は15万3504ドルだそうです。これはたったの2190万円ぐらいにしかならず、ニューヨークで安心して暮らせる金額ではまったくないのだそうです。いやー、2000万あったら十分ちゃうのと思うのは貧乏に飼い慣らされてしまっている我々のひがみでしょうか。

そもそもニューヨークではワンルームのアパートを借りるのに月4000ドル払わないといけないらしいとか書かれていて、まじですか、激烈に高いですね。月額57万円ですよ。こんだけ払ったら東京でもタワーマンションの上の方に住めるんちゃうの。

しかしアメリカのインフレはやばいのでしょう。だからこそ日本にもインバウンドでやってきて、安い!と絶叫しながらどんどんお買い物をされるのでしょう。買って下さい。日本も豊かになりたいものだ。

さて、ニューヨーク・フィルの団員さんは20万ドルを目指すということで、それが高すぎるのか安いのかでいろいろ議論もありますが、しかしトップオーケストラの基本給が2000万円ぐらいだとなると、さすがに夢がないような気もしますので、ガンガン上がることを期待したい!!

なによりも私としましては、業界全体の活性化を願ってやまないものです。

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