もとベルリン・ドイツ交響楽団のヴァイオリニストが104歳で死去

ベルリン・ドイツ交響楽団で活躍したヴァイオリニスト、エーバーハルト・ヴァンゲマンさんが104歳で死去したというニュースを目にしました。

先日、来日していたメトロポリタン歌劇場管弦楽団にお一人、とても高齢のヴァイオリニストの方が居られて、えっ、演奏するの!とびっくりしたのですが(本当に演奏されていました)、高齢になっても、ご活躍、というのはとても素晴らしいことですね。

1920年に生まれたエーバーハルト・ヴァンゲマンは、ベルリン・フィルで演奏したあと1955年にベルリン・ドイツ交響楽団に入団し、30年後に引退。つまり1985年には引退してたっていうことですよ。40年近く前に引退して、ハッピーリタイアメント!!

そして2020年に100歳になるまでコンサートに通い続けたということで、オーケストラも100歳の誕生日を祝ったし、オーケストラへの貢献をたたえたのでした。

1962年から楽団の理事を務め、オーケストラの将来のため財政面、芸術面で奮闘したということだそうです。とくに1975年にマゼールが辞任した際には、あせって決めない方がいい、という事を進言したのだそうです。その結果、1982年にリッカルド・シャイーを首席指揮者に迎えることになったのだと。結果、連邦功労十字章を受章、オーケストラの引退後に名誉会員となった・・・。

いや、世の中には縁の下の力持ち、いろいろな方がおられますね。華々しく表に名前が出てご活躍!!ではなくとも、こういう方々がパワフルな活躍をしていただけるから、オーケストラや芸術での発展があるのだ!

不肖私も裏方として、パワフルなとはいわずとも、ほんの少しは活躍をして、より多くの方に素晴らしい音楽と笑顔を届けたいものだと思っています。

とりあえずこのブログをアップした後、さっと洗濯機を回すことで、我が家の発展を推進したい(なんやそれは)

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