ジャン=ギアン・ケラスは日本でも高い人気を誇るフランスのチェリストです。今年の秋にも来日することになっていますね。
そのケラスが来週ウクライナを訪れ、キーウでチャリティコンサートを行う(2024年8月19日月曜19時から)、ということを発表しました。現地ではキーウ・カメラータと共演するほか、リハビリセンターや病院を訪れて負傷兵やトラウマに苦しむ子どもたちに会うのだそうです。
「ものごとの複雑さ、日々の逆境にもかかわらず信じられないほどの回復の力を見せている国に対し、自分なりの方法で連帯感を表明する必要性を感じました」。
戦争が始まって以来、ウクライナを訪れるのは簡単なことではないのだと思いますが、こうして出かけて行って、何かをする。音楽家に出来ることは限られるのかもしれませんが、こうしてアクションを起こすというのはなかなか出来ることではないですし、素晴らしいことだと思います。
「たとえ数日間であっても、平和と自由のために戦うウクライナの人々と共に立つことは大きな名誉です。このコンサートが希望と連帯のメッセージを伝え、全員を結びつける絆を強めることを願っています」。
と述べるとともに、ウクライナの慈善団体への寄付も呼びかけています。
チケット代金は500-200フリブニャ(1800円~700円ぐらい)。公式サイトを見ると、急なことにもかかわらず大部分のチケットが売れているように見えます。
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