2025年– date –
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リス、教会の天井から聖歌隊の楽譜の上に落ちる(安心して無傷)
うえのお写真はClassic FMから借用いたしました。サルも滑る。弘法は筆を誤る。そしてリスは、天井から落下する。歌う聖歌隊の楽譜の上に。事件が起こったのはやっぱり現場で、であった。先週の金曜日、ロンドンの南にあるキングストンというところのオー... -
ヘルベルト・フォン・カラヤン賞2025の受賞者は、エメリャニチェフとカリャージナ
賞金5万ユーロ。めでたい。いったい5万ユーロあったらウナギを何回食べにいけるかな。下世話でごめん。だったうなぎ大好きなんだもん。ウナギおいしいよねウナギ。どうやってさばくの?釘で頭をガンとやって、腹をピーッと・・・水でしっかり洗って、じゃ... -
ジュネーヴ大劇場の女性更衣室で隠しカメラが発見される。2度目。
どこの国にも問題はある。人間とは罪深い生き物である。悪行に対して憤りの気持ちが起こるのは人として当然のことかもしれない。しかし、いつか自分がそちらの側に落ちる事がないよう、つねに自分自身に対して疑問というか、自問しつづけ、人としてのバラ... -
ジュリアード弦楽四重奏団で42年演奏した伝説的チェリスト、ジョエル・クロスニック死去。84歳
ロックやポップスにおいては、メンバー全員が交代しちゃっても存続を続ける、というようなケースはまずないわけですが、弦楽四重奏団については例外がある。創立時のメンバーは誰一人いないが、だが、活発に活動を続ける、というケースがあるのです。 これ... -
五嶋みどり、ヒラリー・ハーンがジュリアード音楽院の講師陣に加わる
ヒラリー・ハーンはロンドンでも教えているよね。ベテランの域に入ってきて、体調も万全ではなさそうですし、世界を飛び回る激務、演奏活動を減らして、後進の指導への関わりを増やしていく、そういうことなもかもしれません。 ヒラリー・ハーン、お前もか... -
ハイフェッツが全盛期の28年間使ったストラドがオークションに。世に出るのは75年ぶり
どうして個人の収集家というのは、それを自分の懐にしまいこんでしまうのか。ストラディヴァリウスは、世の中の宝であって一人でニヤニヤ眺めて悦に入る、時々人に見せびらかして、ちょっと弾いてみる、弾いて貰う、といったものではない!楽器は、とくに... -
オペラ・フィラデルフィアは今年もやります!全席11ドル!!(昨年は2週間で全席完売)
昨年話題をさらった(さらったんか)、オペラ・フィラデルフィアの全席11ドルで!攻撃ですが、これはなにかというと、本当に11ドルで入れるわけ。安い!ほんでもって、追加で払いたい人はどんどん払ってもいいというわけ。なるほど、着眼点がすごいね。寄... -
ソニー・クラシカルと契約:アレクサンダー・マロフェーエフ(23)
デニス・マツーエフが関わっているコンクール、グランド・ピアノ・コンクールっていうのがあって、その第一回目の優勝者だったマロフェーエフ君もいまや23歳。そうか。優勝した当時はあんなにまだまだこどもっぽかったのに、もう23歳なんですね。時間が経... -
マルタ・アルゲリッチのインタビューにニューヨーク・タイムズが成功
素晴らしい!素晴らしいものを読みました。素晴らしい!! もう一回いっとこ。 素晴らしいぃぃ!!! 今現役で世界最高のピアニストは誰ですか。これが70年代や80年代であったら、もうそれこそ、ホロヴィッツ、リヒテル、ギレリス、ルービンシュタイン、ベ... -
タイタニックのヴァイオリン、オークションへ
釣りタイトルですいません。間違ってはいないんだが、間違ってもいる。つまり、タイタニックのヴァイオリンが間もなくオークションにかけられるということなんですが、これは一部正しく、一部間違っている。 タイタニックと言っても、本当に沈んでしまった... -
ジュリアード音楽院の留学生、学生ビザの取り消しに遭う
迷走するトランプ政権、と表現していいのでしょうか。それともこれは想定の範囲内なのか。世界中が関税とやらに翻弄され混乱の日々ですが、教育の現場では予告無しにビザを取り消される学生が何百人も出ているようです。ハーバード、スタンフォード、ミシ... -
ヴァン・クライバーン国際の出場者30名が発表される
今年のピアノの国際コンクールの様相はどうだ。うーららぁ。 5月にエリザベートとヴァン・クライバーン、そして9月にショパン。世界で最も重要なコンクールと呼ばれる類いのコンクールがドドドッ!と。これを激混みと言わずして何と呼ぶ!状態ですね。 ど...