2022年11月– date –
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「クラシック・大作曲家のふところ事情~音楽家のお金にまつわるお話」
東京都東大和市のハミングホールにて、「クラシック・大作曲家のふところ事情~音楽家のお金にまつわるお話」全六回講座を2022年11月から23年2月にかけて開催致します。 大作曲家の人生をお金というこれまでにない観点も含め振り返る、ほかにはない講座です... -
イギリスの助成金問題
アメリカの文化芸術団体は政府から助成金をあまりもらわず個人の寄付とかそういうので予算を組み立てていく。ヨーロッパは助成金の割合が高い。イギリスはというと、その中間、という感覚のようです。 しかしこのたび、イギリスの助成金のお財布であります... -
アムステルダムのコンセルトヘボウで環境活動家がコンサートを妨害
ヴェルディのレクイエムが標的になりました。 環境活動家3名がコンサートに潜入し(チケットは買っていたのでしょう)、演奏中に突如立ち上がると、「我々は天候の危機のまっただ中にあり、船が沈みかけているのに静かに演奏を続けるタイタニック号のオー... -
新発見!バーンスタインの《弦楽四重奏のための音楽》(1936)が録音へ
バーンスタインの話題が続くなと思いながら書いています。 https://officeyamane.net/dearest-lenny/ そして、いまの若い人たちにバーンスタインという言葉はどれぐらいの感覚として響くのかという事が気になってもいます。私たち40代の世代にとってみての... -
ヴィヴァルディの失われた作品が世界初録音
ヴィヴァルディといえば四季、四季と言えばヴィヴァルディ。NHK式に記述するならビバルディ。 さて、ビバルディには何百もの協奏曲が残されていて、ほとんどがピエタという慈善院の女性音楽家たちのために書かれたものでした。私は昔は勝手に「女子のオー... -
【主催公演のお知らせ】吉田志門テノール・リサイタル
2023年1月21日(土)19:00より、オフィス山根の初の主催公演となる「吉田志門テノール・リサイタル」を開催致します。吉田志門はドイツ・ベルリンを拠点に活躍し、バッハ・コレギウム・ジャパンでも次々とソリストに指名されるなど、現在大注目の若手歌手... -
「親愛なるレニー」、バーンスタインの新たな伝記。必読
「人と音楽、その両方を愛している」と語るバーンスタインの言葉がすべてを言い表していた、と感じます。 バーンスタインという方は感情の振れ幅が尋常じゃなく大きかったのだろうなと、そう勝手に私は想像しています。音楽の天才に加えて、バーンスタイン... -
ウィーン国立歌劇場で逮捕劇
ウィーン国立歌劇場では10月29日、「椿姫」が上演される予定だった。しかし開演前に酔っ払った男性客(55歳、ドイツ国籍)が罵詈雑言を他の客?に浴びせるなど、客席で大暴れしたため警察が出動。まず2人の警察がやってきて、男性に自発的に退場するよう促...